KENJI HIROTA PHOTOGRAPHY

房総半島カメラマン・ヒロタケンジ

【世界放浪初日】大緊張の香港観光・迫り来るカオスなビル群。

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約4分


約2年に及んだ世界放浪の記録の一日目。
羽田空港から香港国際空港へ降り立ち、
アジアの湿った空気。匂い。音。迫力のビル群。
五感のすべてを刺激し、興奮に溢れた旅の初日の旅行記です。

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2年の旅のはじまりは香港から

▼放浪1日目 2013/12/08(日)
羽田空港から香港国際空港に到着した。
右も左もわからないが、ひとまず事前に予約していた宿の最寄り駅「油麻地(Yau Ma Tei)」へと向かう。

入国のパスポートチェックが終わり、地下鉄マークの案内板の方向へ進んだは良いが、切符らしきものをどこで買っていいかわからない。
多くの人が行き交う地下鉄は、日本の風景と変わりはなかった。
大きな荷物を背負いながら、キョロキョロしていると、親切な女性が「何かあったの?」と話しかけてくれた。
しかし何を言っているのか、何を話して良いかまったくわからない。

私は緊張しながら行き先を告げると、女性は身振りで目的地への電車を教えてくれた。
初日にして、現地人の親切に出会い感激した。ありがとう。

電車を降り、地下鉄の階段を上がると、香港の街へ出た。
そこはもう日本とは違う匂い、空気。音。
そして迫り来る看板。異世界の街並みが広がっていた。

情報が沢山詰まった、ごちゃごちゃした雰囲気がたまらない。

香港の安宿「ゴダイゴゲストハウス」

携帯の地図アプリで事前に目印をつけていた方向へ歩いていると、ピンク色の怪しいビルを見つけた。宿はこの中だ。
ピンク色の建物

怪しいビルの、怪しいエレベーターに乗り、怪しい看板を見つけた。
これがゴダイゴゲストハウスだ。玄関がとても堅牢に見える。

2段ベッドが詰め込んだ狭いドミトリーは、荷物を置いてしまうとさらに足の踏み場を失ってしまう。
ここは1ヶ月前に予約していて、ここ数日は常に満室の状態らしかった。
ここに1週間滞在して情報収集をする。
1泊140香港ドル×6泊=840香港ドル(¥12,000)を支払う。

これまでの人生で、ドミトリー(相部屋)に泊まる経験がなく、私はとても緊張していた。
しかし、相部屋に入ると誰もいる気配がしない。皆出かけているようだった。

香港「油麻地」周辺のカオスな街並み

荷物の整理をし、街を歩いてみる。
香港で興奮するポイントが、ボロボロの雑居ビル群である。

日本では建築法的に許可されないのでは無いかと思われる、電線の数々と入りみだれる配管。たまらない。

路地裏のアングラ感も良い。たまらない。

そして何より圧巻なのが、迫り来る、押し寄せる看板達。
すごく、たまらない。

旅の初日にして、香港の熱量に興奮して写真を撮って撮りまくった。



歩きまくっていたら腹が減ってきた。
宿の裏にたまたま見つけた、ボロボロの食堂でご飯を済ませた。

香港料理を食らう

チャーハンと回鍋肉的なもの。
セットで95香港ドル(¥1,300)もした。ぼったくりだ!と思いきや、これが通常価格のようだった。
香港の物価は高い。

お店は「源記海鮮飯店」。
すこし値段は張るが、オススメです。

一日の終わり

日暮れが近くなると、治安を恐れて早々に宿に戻った。

旅の1日目が終わった。
はじめて空港から駅に着けた自分に感動し、宿に一人で来れたという自分に感動し、遠い異国に一人で居るという自分に感動した1日だった。
今日はもう疲れた。2段ベッドのペラペラの布団の上で眠りについた。

おやすみなさい

つづく

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コメント一覧

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  1. そこはkowloonですか?香港はほんとに人がいっぱい、でも安全なみやこです。