KENJI HIROTA PHOTOGRAPHY

ケンジ世界放浪の記録

中国・桂林から南寧へ不安を抱えた旅

2013年12月29日
約 5 分

▼放浪12日目 2013/12/19
陽朔の観光を楽しんだ私は、街を北上し桂林から次の目的地、南寧へ行きたいと思ってた。
列車を利用して行きたいとチケット売り場を尋ねたが、夕方の便しか無かった。
既に今日の夜で予約していた南寧の宿をキャンセルするのも面倒だなと思い、列車ではなくバスで行くことにした。

 

謎のミニバンへ乗り込む

呼び込みのおばちゃんが乱暴に声をかけて来た。「バスで南寧行けるよ!」
はじめ「100元」と言っていたが、渋っていると80元でどうだい?との事で、交渉が成立した。

おばちゃんは、「あいつについて行きなさい」と若い元気なイキったお兄ちゃんを指をさした。
タカ&トシの坊主の方と、COWCOWの坊主と足して6分の4で割ったような男は「こっちへ来い」と手招きをし、小さい白いバンに案内した。
おかしい。チケットの写真には大型バスのはずが、こんなに小さい。騙されたか!?

小さなバンの車内には既に2人ほど先客がいて、後部座席に押し込めるような形で渋々乗車した。
イキった運転手を含め7人が車に乗り発進した。

 

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行き先がわからない謎のミニバン

私の隣には、俳優の瑛太の弟さんを浅黒くしような誠実そうなお兄ちゃんが居た。
「これは本当に南寧へ行くよね?」と何度か確認すると、「そうだ。」との答え。
覚えたての中国語。「ウォースーリィーベンレン(俺は日本人だ)」と話しかけると、「サンモー」とかの言葉は聞き取れたが、何を言っているか意味不明だった。

 

バンは高速道路が交差する下の道で横付けし止まった。
このまま南寧へ行くものと思っていた私は、皆が次々に降りいき、まったく状況が理解できない。
半信半疑になりながら、あとをついて行く。

不安になり、誠実そうな兄ちゃんに聞いた。
「僕は南寧へ行きたいんだ!(ウォー シアンチー ナンニン)」
誠実なお兄ちゃんは、「大丈夫、別のバスに乗るんだよ」と教えてくれた。
ああ、彼は優しいなぁ。

高速道路の上に、荷物を置いて待っている間、イキった運転手は貧乏ゆすりして、ヘラヘラしながら私に饒舌に話しかけてきた。
この男の行っている事がさっぱりだった。

不安そうな顔を見かねたのか、背の小さな英語の出来る紳士的な中国人が話しかけてくれた。
紳士「are you clear?」
ケンジ「アイドンノウ」
紳士「follow me」

おお。紳士男、かっけー。超かっけーと思った。

予定の時間になったのか、イキった運転手は何事か叫んだあと、金網で仕切られた塀の横のスキマに、体をねじ込ませるようにして入り始めた。皆も次々とそこに入り始めた。
入ってはいけないところへ侵入しているような気がしたが、内心ワクワクしていた。

 

南寧行きの大型バス

道の先は坂になっていて、そこには高速道路があった。
別の団体客も合流し、総勢20人くらいで高速道路の脇に待機した。
しばらくすると、大型のバスがやってきた。

どういうシステムかわからないが、これが南寧行きのバスであった。

 

バスの席は通路の置かれたバケツ

中に入るともはや満席で、私は右往左往していると、ショートカットの元気なおばちゃんが、通路にどかんとバケツを置き座布団をあてがった。
そこが私の席のようだ。

 

桂林から南寧に到着

体の節々を痛めながら、5~6時間ほどバスは走り、ようやく南寧に着いた。
桂林から南寧

南寧のバスステーションからホテルまで約10キロあったが、
お金の節約と、歩くのが好きなのと、己に負荷をかけたいと思いから歩くことにした。

南寧はバイクが普及していて、日本の暴走族と見まがうばかりの交通量があった。
排気ガスの影響なのか空はどこか曇っていた。

 

南寧の街並みは、東京のそれとあまり変わりがく、お台場の雰囲気をもっと地味にした感じであろうか。
カルティエやケンタッキーなど日本でも見かけるブランドもある。

治安も悪い印象は無いが、想像以上に発展していて驚いたと共に、自分の心ときめくような見どころはあまり無かった。

 

南寧で宿泊した宿

肩に荷物が食い込みながら休み休み約2~3時間ほどで、南寧のユースホステルに到着した。
つたない英語でなんとかチェックインをした。

南寧で宿泊したホステルは「Nanning Travelling With Hostel」。
Wifiも早く、共有スペースも広く、ベッドのシーツも気持ち良いくらいの清潔感で素晴らしい宿でした。
おススメです。
※宿情報と予約はこちら→「Nanning Travelling With Hostel(Booking.com)

出典:Booking.com

 

南寧の観光・川沿い散歩

翌日のバスのチケットを買い、残りの時間はとにかく散歩に出かけた。

川があったのでとにかく北上すると、畑があったり、また古い街並みにも出会い、少しゆったりとした気持ちになったのであった。



07

さあ、明日はいよいよベトナムへ国境越えである。

いったい、どうなってしまうのか!

つづく

(Last Update:2016年12月21日)