KENJI HIROTA PHOTOGRAPHY

房総半島カメラマン・ヒロタケンジ

【ルアンパバーン観光】托鉢の美しさとプーシーの丘の絶景

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約4分


世界放浪2年の2ヶ月が経った頃、東南アジアのラオスを旅していた。

眠い中に早起きして見た托鉢の景色の美しさ。
透明度の高いクアンシーの滝。
プーシー丘から見た夕日。
世界遺産の穏やかなな街並み。

騒がしい印象のあるラオスにおいて、ルアンパバンは静かで落ち着いた印象があった。
そんなラオスの世界遺産の街「ルアンパバーン」の旅行記である。

本記事は2014年2月に旅をした旅行記です

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ポーンサワンからルアンパバーンへバス移動

▼放浪66日目 2014/2/11(火)
朝、ポーンサワンの素敵な宿に別れを告げ、次の目的地ルアンパバーンへのバスへ乗り込む。
この移動も山道が多く、バス酔いでムカムカと気持ち悪くなってきた。
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山道に揺られ酔いながら、5時間程でルアンパバーンにたどり着いた。
ポーンサワンからルアンパバーン

ルアンパバーンの安宿「Muenna 1989 Guesthouse」

重いバックパックを背負いながら、宿探しで5件程回ったが、どれも暗くて狭くて小汚くて、しかも6万キープ(600円)でどこの宿も高かった。

疲れたので一度カフェに入り、宿情報を調べると、ドミトリー(相部屋)3万キープの宿「Muenna 1989 Guesthouse」を見つけそこに泊まることにした。
共同のシャワールームの中が少しドブ臭いが、部屋は清潔でセキュリティーロッカーもあり居心地が良い。
何より値段がこの辺りでは破格であった。

※宿情報と予約はこちら→「Muenna 1989 Guesthouse(Booking.com)

出典:Booking.com

宿も決まり散歩しながら夜の屋台で食事を済ませ眠りに着いた。
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透明度の高い滝の連続「クアンシーの滝」

▼放浪67日目 2014/2/12(水)
ルアンパバーンの南西、クアンシーの滝へ行こうと宿の自転車をかりようとするも5万キープと高い。
街を歩くが他にどこにもレンタルサイクル屋が見つからない。
嗚呼、今回は滝に呼ばれていないなと思い、滝の観光を諦める事にした。

しかし昼過ぎに街を歩いているとトゥクトゥクのお兄さんに15万キープで滝へ行かないか?と声を掛けられる。
高すぎて話にならないので無視してオレオチョコレートシェイクを飲んでいると、4万キープまで値下げしてくれたので行くことした。
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クアンシーの滝は想像以上に美しい場所であった。
やはり滝には呼ばれていたようだ。
訪れて損のない場所である。
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朝の托鉢の行列

▼放浪68日目 2014/2/13(木)
ルアンパバーンは3日目にして、そこまで魅力を感じておらず2泊程度で離れるつもりであったが、「托鉢」と「プーシーの丘」を見ていなかったと気付き、延泊する事にした。

朝5時に起床しまだ真っ暗な街へ出る。
場所はメイン通りだろうと当たりをつけ10分程歩いて向かう。

暗い中、遠くからオレンジ色の僧衣を着た僧侶たちが見えた。
托鉢が始まる。
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僧侶は大きな銀色の鉢を持ち、そこに街の人達がお米やお菓子を入れていく。
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鉢に入れ終わると僧侶は街の人へお経を唱える。
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僧侶達は若いように見えた。皆10代に見える。
多くの観光客は近寄ってカメラを撮っていた。
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私も接写で撮りたかったが、神聖な行為の邪魔になるようではばかれた。
しかし、そういう一歩踏み込んだ写真が素晴らしかったりするのだが。

少しラオスの伝統と文化に触れられたような気持になった。

プーシーの丘からの夕日

夕方プーシーの丘へ登る。
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日本のテレビ局の人がいて、TBSさんのようだった。「世界遺産」だろうか。
ルアンパパーンの夕景の撮影隊だろうか。興味深かったが話しかけるチャンスは無かった。
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丘からの夕日はとても美しかった。
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世界遺産にも指定された観光地という事で特段興味は湧かなかったが、以外と地味で私好みの街であった。
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托鉢という伝統や文化を大切にしている風土が街全体に流れていて、神聖な空気が流れているような気がしたのである。
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少し街を離れると山々や川が流れている。
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屋台も多くあり食事もおいしい。
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長く滞在出来る場所の一つかもしれない。

一通りの観光を終え、私はルアンパバーンを後にする事にした。
明日は北西にあるノーンキアウという村へ向かう。

つづく

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コメント一覧

  • Comments ( 5 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. 自然が綺麗な場所だね 
    食べ物も旨そう☆ 

  2. 移動中は1日2食は普通なので頑張ってください。
    ルアンパバーンのろっきいより

    • ろっきいさん、お久しぶりです!
      バス乗る時はいつも食べないようにしています。丸一にバスの時は丸一に食べなかったりもします。
      まーそんなに食べなくてもやっていけるって事でしょうね。

  3. ご無沙汰しています。
    久しぶりのコメントです。
    ブログ書かれていた日本のテレビ局ですが、昨日TBSで放送した「The世界遺産」のスタッフかも知れませんね。
    ちょうど、その放送を見て、ラオスに行きたいと思い、「世界放浪の記録」を読みなおしてみたら、テレビ局のことが書かれていました!

    • 本当にご無沙汰ですね!お久しぶりです。
      TBSさんの公式HPを見るとたしかに最近ラオスを放映したようですね。
      一年以上も温めて編集して放映しているってことですね。すごいわ。
      ラオスで一番良かったのは、ノーキャウという田舎街でした。
      でもコンさんには、もっとツーリスティック(お酒とかレストランとか揃っている)、シーパンドンをお勧めします!
      ラオスはまた行きたいですね~。