世界放浪2年の序盤、私はタイのチェンマイをあてもなく旅していた。
山に囲まれた街。バンコクより少しだけ涼しい気候。安定した治安。
思った以上に居心地がよく、そして食べ物も美味しく、大好きな街になった。
特にタイで大好物になった「カオ・カームー」(豚足煮込みご飯)は、チェンマイで食べたものが一番美味しかった。
そんなチェンマイの旅行記である。
・本記事は2014年2月に旅した情報を元に作成しています
チェンライからチェンマイへ
▼放浪80日目 2014/2/25(火)
朝、チェンラーイのバスターミナルから、チェンマイへと移動する。144バーツ。(約460円)
3、4時間程バスに揺られ昼過ぎには、タイ第2の都市であるチェンマイに到着した。
チェンマイの安宿「アマラパス ゲストハウス」
到着したバスターミナルから街の中心地まで2時間歩き、更に宿さがしに2時間歩き、ようやく夕方近くで適当な宿を見つけチェンクインをする事が出来た。
泊まった宿は「アマラパス ゲストハウス」
一泊250バーツ、Wifi有、バストイレ共同(個別はたしか300バーツ)
宿のおじさん、ソムチャイさんは日本語が達者で話しやすい。部屋も清潔である。お勧め。
お勧め度★★★★☆
※宿情報と予約はこちら→「アマラパスゲストハウス(Ammarapat House)」
チェンマイの安宿2「9 HOSTEL(ナインホステル)」
別の日には宿を変え、「9 HOSTEL(ナインホステル)に泊まった。
ドミトリーで200バーツ、Wifi有り、部屋トイレ共同。
2014年2月にオープンしたばかりの非常に清潔で綺麗でお洒落。まだ認知度が低いのでお客さんも少なかった。
さらに女性スタッフが一人日本語を話せる。友達のせいちゃんが発見。超お勧め。
お勧め度★★★★☆
※宿情報と予約はこちら→9 HOSTEL(booking.com)
タイ料理でおすすめの一品「カオカームー」
夜に街を歩いていると、ナイトマーケットを見つけた。
そしてカオカームーの屋さんを発見。
私はタイで色んな料理を食べ歩いた中で、このカオカームーが一番好きになった。
日本で例えると豚の角煮みたな感じだが、豚足なのでコラーゲンたっぷりでプルプルとしている。
チェンマイの旧市街より東の川沿いに近いマーケットにある。30バーツ(約95円)
タイでハマったフルーツ「ソムオー」
腹ごしらえを済ませて歩いていると、果物屋さんを見つけた。
口の中は、豚足の油でべっとりとしていたので、さっぱりしたのが欲しかったところだ。
パックに入ったグレープフルーツのようなものを買った。
タイでは「ソムオー」という名前らしい。40バーツ(約126円)
食べてみると、ほぼグレープフルーツの味であるが、水分と甘みが強く、うまい。
何個でも食べれる勢いである。
チェンマイで食べたものたち
チョコレートたっぷりの「ロティ」。甘くて体に悪いだろうが、激しく美味い。
さて、チェンマイは治安は良いとはいえど、夜遅くまで出歩くのも危ないので宿に戻る事にした。
おすすめの観光・チェンマイ動物園
▼放浪81日目 2014/2/26(水)
この日は少し遠出をしようと、西へ6キロほどの距離にあるチェンマイ動物園へ歩いて向かってみる。
動物園近くの公園に咲く、色とりどりの花々が美しい。
チェンマイは「花の街」という印象がある。
タイの中でも好きな街だ。
動物園にたどり着き、3時間程動物を撮る。入園料150バーツ(約475円)
園内は動物の豊富さも素晴らしいが、庭園が各所にありその花々がとても美しく癒し空間が広がっていた。
このチェンマイ動物園。
歩いてすべて周るのは厳しいくらいの広さがあり、全て見きれない程のボリュームであった。
途中迷ってしまい園外の山の上へ迷ってしまい、道すがらのバイクに乗ったタイ人に助けて頂いた。
タイの人達は本当に素晴らしい。
チェンマイ動物園を後にし、宿に戻り眠りについた。
チェンマイおすすめの観光・サンカムペーン温泉
▼放浪83日目 2014/2/28(金)
自転車を借りて(50バーツ)温泉施設へ行く。
街から東へ30キロ程だから3時間あれば着くだろうという計算であったが誤算だった。
朝食を済ませ、9時半頃に出発し自転車で途中の景色を撮りながら走る。
13時前に着く。「SANKHAMPAENG HOT SPRING」入場100バーツ(約315円)
この時かなりお尻が痛い。
辺りは硫黄の匂いがして、霧吹きのように上から水が降ってくる。
遠くで温泉が噴水のように飛び出していた。
側には高温の池のようなものがあり、そこで温泉卵などが作れるようだ。
奥に行くと温泉施設があり、個室でバスタブに湯をためて入るタイプと、水着を着て温水プールで入るタイプがあった。
私はプールに入ってみた。プール入場100バーツ、タオル10バーツ。
泳ぎながら考える。
自転車の返却時刻が夕方の18時。
片道3時間かかる事を考えて、14時~15時には温泉を出なければいけない。
これは時間がない。
私は30分程泳ぐと、早々に温泉施設を後にした。
結局温泉施設に1時間程しか居れなんだ。
こういう場合は、バスか何か早い乗り物で来るべきだったなと反省する。
ゆっくりしたかった。
チェンマイの素敵なカフェ「サーラー・ファフェード」
行きの自転車で通りかかった気になるカフェがあったので寄る事にした。
「サーラー・ファフェード」
店内に日本語の記事があり読んでみると、亡くなった韓国人ゴルファーの旦那さんソンさんの意志を継いで奥さんが経営しているとの事。(文・写真:大熊あゆみさん)
とてもオシャレで、小物などが繊細で、お庭が綺麗で、素敵なカフェでした。
サーラー・ファフェードの場所
3時間程かけてチェンマイの街へ戻り、屋台でご飯を食べ一日を終えた。
日が暮れかかった頃「チェンマイはもういいかな」という気持ちになり、翌朝移動することに決めた。
次は、女子が好きなオシャレ雑貨やなカフェがある事で話題の「パーイ」へ移動する。
このあたりから私は、アジアはどこへ行っても見た事のある風景しか出会わなくなり、旅への情熱が薄くなっていくのであった。
つづく
生活感があっていいね〜。
カフェでごろごろしてるのもいいと思うよ!
いやー、カフェでごろごろは出来ないけど、ダラダラはしているよ。でもダラダラしつつ英語の教科書読んだりしてるけど頭に入らないね。英語難しいね。駄目だこりゃ。
たまたまこの記事を読む機会を得て、サンカンペーンのカフェで私の記事を読んでくれたことを知り、とてもうれしかったです。
貴方の書く文章、写真が好きです。
これからも、安全でよい旅を続けてくださいね。
どうもありがとう。
あゆみ
あゆみさん。
ご連絡頂きましてありがとうございます!
あの温泉行く途中のカフェ、とても好きで今でも印象に残っています。
そしてあゆみさんのカフェにも行くつもりでしたが、その日が休みだったかでタイミング合わず行かなかった事を今さらながらに後悔しています。
次チェンマイへ行ったら、絶対いかせて行かせて頂きます!