KENJI HIROTA PHOTOGRAPHY

房総半島カメラマン・ヒロタケンジ

【タイの山奥のキャンプ場】メーホンソーンの田舎で地元民と酔っ払いとキャンプ場

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約5分

世界放浪2年の旅の序盤。
私はタイの北西部、メーホンソーンという田舎町に滞在していた。
宿にいた学校の先生に話しかけられて、バイクに乗せられて山奥へ行くことに。
そこは標高が高く肌寒い気候で、朝起きてみた湖の朝焼けが心にしみる美しさだった。

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メーホンソーンをぶらぶらと

昨日▼放浪88日目 2014/3/5(水)
首長族の観光も終わり、特に目的もなくメーホンソーンに滞在していた。
メーホンソーンはチェンマイに比べ涼しく感じるが、それでも日中は汗が噴き出ては喉が渇く。

喉が渇いて頻繁に飲むのがシェイクだ。
タロ芋シェイクは甘すぎるくらい甘く、おいしい。恐らく体には悪いだろう。
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街を見て歩く。
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高台の寺院「Wat Phra That Doi Kong Mu」

街を見下ろせるお寺、「Wat Phra That Doi Kong Mu」を訪れた。
白が眩しい寺院だ。
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小高い山になっていて、その頂上に小さなカフェがあり、ここで景色を見ながら2時間程休む。
いいカフェだ。
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夕暮れも近くなり、山を下りる。
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また写真を撮りながら歩く。
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宿へ戻り一日を終える。
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学校の先生に誘われて山奥へ

▼放浪89日目 2014/3/6(木)
友達のせいちゃんが泊まっている宿主が、暇そうなせいちゃんを見かねて、「ここに泊まっているタイの先生と学校行けば?」との打診があった。
せいちゃんは私を誘ってくれて、現地の人達と触れ合うとても良い機会だ!と思い、飛びつくようにその話にのった。

かくして、私は同じ年の先生パノーラさんのバイクの後ろに乗り、せいちゃんはレンタルバイクで、共に山の奥の学校へ向かう事となった。
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パノーラさんの実家

しばらくバイクが進むと、道の脇に折れてある村に入った。
ここはパノーラさんの実家がある村であるらしい。

高床式になっている木造の家に上がらせて貰った。
こちらがパノーラさん。
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タイのリアルな生活を見れた事に私はとても興奮していた。
そして有り難いことに、ご飯まで頂いてしまった。
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パノーラさんの実家を後にして、バイクは休憩所のような場所で止まり、知り合いなのかみんなで談笑をする。
この談笑している人々もも学校の先生であるらしかった。
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タイの険しい山道が怖い

休憩所から出て、30分も走ると山道に入った。
この山道が想像を超える険しさであった。

道は半分以上舗装されておらず、石のごつごつとした坂の道をバウンドしながら走ったり、
砂浜のように土が数センチも溜まった坂の道をスリップさせながら登ったり。

私は後ろに乗っているだけだったが、何度も車輪がスリップしてはこける覚悟をし、急坂を降りる時も怪我をする覚悟をしながらバイクの後ろで捕まるのに必死であった。
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4時間程険しい道を走り、広々とした村に着いた。
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山奥の酔っ払い集団

少し休憩しているとパノーラさんから声が掛かり、村の奥へ入ると、酒を酌み交わしたおっさんたちの姿があった。
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私はお酒を好んで飲む人間ではなく、その光景に抵抗もあったが、付き合いなので輪の中に加わる事にした。
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以外にもカメラを持った人が居て、沢山撮り合いっこをした。
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グラスが空くとまた注がれるのでまた飲み、3杯目あたりで少しずつ思考が麻痺していく。
この時どんなこと話したのか記憶が曖昧であるが、わいわいと楽しい時間が過ぎって行った。
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松山ケンイチに似ている。
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パノーラさん。人柄の暖かいとても良い人である。日本語もかなり出来る。
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この稲川淳二似のおっさんは、ただの酔っ払いであったが面白い人であった。ほぼ言ってる事がわからなかった。
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山奥にある村を廻る

陽が沈む頃になり、パノーラさんが大きな湖と村を見に行こうと誘う。
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白いワンちゃんも何故かついてくる。
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犬は嫌いなはずなのに、こいつは可愛い。尻尾を振ってすり寄ってくる。
近寄って触ってみると、毛がゴワゴワしてて汚ったねぇ犬であった。
でも可愛い。
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稲川淳二もついてくる。
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せいちゃんもいる。
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湖の奥の道を行くと集落に入った。
そこには村の人達が沢山いて、沢山の笑顔をくれた。
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この周辺は「Ban Nong Khiao」という村のようで、キャンプ場があるようだった。
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湖の奥に沈む夕日を見る。
静かで温かい良い村だ。
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カメラで遊ぶ

夜、案内された木造のロッジのような場所で床に就く。

寝るには少し早いので、外に出てカメラで遊んだ。
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空は星が綺麗で写真に収めたくなる。こういう時、三脚が欲しくなる。
星の撮り方はよくわからず綺麗に撮ることが出来ない。

夜、静かに虫の音を聞きながら眠りに着いた。
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つづく

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