KENJI HIROTA PHOTOGRAPHY

房総半島カメラマン・ヒロタケンジ

中国ビザ延長の手引き・楽山で驚く程簡単にビザをゲット!

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約4分

世界放浪2年の序盤、中国を旅していた私は、15日間で期限が切れるビザを延長すべく、
楽山(ラーション)を訪れた。

ビザを延長する時に必要な書類など、実際に実施した様子を記録した旅行記である。

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成都でゆっくり体を休めた三日間。

▼放浪195日目 2014/6/20(金)
前日の過酷な四姑妹山のトレッキングの疲れが残っていたので、しばらくゆっくりと成都に滞在する事にした。

▼放浪196日目 2014/6/21(土)
宿の庭が騒がしいと思っていると、一般の人が色々なものを売っている市を開いていた。
テレビ取材も来ていて、なかなかの盛り上がりであった。
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人民公園へもふらりと寄る。様々な人々が居て楽しい。
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▼放浪197日目 2014/6/22(日)
当てもなく成都の街をブラブラとする。
写真を撮っているが、同じような写真ばかり撮る事しか出来ず、情熱が湧いて来ない。
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夜、宿にいる同じ年の写真家さんとご飯を共にした。
この先の道について話したが、やはり一番大切なのは情熱なのだと思った。

嫌な事や苦しい事があっても、そこへ向けた情熱があれば耐えられるはずなのだ。
そうかそうか、と自分の中で気持ちの整理が出来たような気がした。
やっぱり、パッションだ!

それにしても火鍋はとても熱く、ただただ辛かった。
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[中国ビザ延長]バスで成都から楽山へ

▼放浪198日目 2014/6/23(月)
成都から楽山(ローシャン)へ移動した。11時30分頃出発し14時頃南のバスターミナルに到着。47元(775円)

中国はVISA無しで15日間居れるが、これを1ヶ月延長するためのVISAを発行しにきた。
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[中国ビザ延長]楽山で泊まった宿 龍鳳栖酒店

先輩の旅人達のブログを拝見し「龍鳳栖酒店」にチェックインした。一泊120元を2泊するからと100元(1,600円)にまけて貰った。楽山に安宿はあるらしいが、宿泊証明書を発行してくれないなどの情報があるが定かではない。
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[中国ビザ延長]ビザの発行に必要な書類

場所はVISAを発行してくれる建物から5分程北にある。

ここの宿の女性に、VISAを延長するから宿泊証明書を発行してくれと身振り手振りで伝えるとあっさりと出してくれた。
さらにパスポートのコピーとクレジットカードのコピーもその場でやってくれた。とても助かる。

VISA取得で事前に以下を用意した。
・パスポート
・パスポートコピー
・クレジットカードのコピー(←これは窓口で突き返された)
・証明写真2枚
・宿泊証明書
・手数料160元

これらの書類を持って「楽山市人民政府政条服務中心」へ。
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場所は鳳凰路中段通りのこの角にある。

[中国ビザ延長]いよいよ申請へ

建物の2階にある窓口に行くと、お姉さんが英語で受け答えしてくれた。
中国ではなかなか無い事なのでとても驚く。

用紙2枚を渡され必要事項に記入をする。

一つは氏名や年齢などありきたりのもの。
もう一つは、この一か月の予定表を記入する用紙だった。
ここに日付と地名、観光する場所、宿の名前、行き方などを記入した。

東チベットの宿やウイグル自治区の情報などわかるはずもなく、この時点では雲を掴むような話だった。
面倒なので思い切って空欄で出してみた。

ドキドキしながら10分ほど待っていると、いともあっさりと受領され翌日16時受け取りとなった。
こんなに順調で良いのか。しかも明日とは。仕事が早い。

帰り際、少し風邪気味であったのでお汁粉のようなものと、鍋焼きうどんのようなもので食事を済ませた。
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[中国ビザ延長]ビザの受け取り

▼放浪199日目 2014/6/24(火)
この楽山は大きな大仏が観光名所なのだが、それほど興味が惹かれなかったので今日は宿で休むことにする。
風邪が少し悪化しているようだった。

15時半頃、VISAの受け取りに行くと無事に発行されパスポートに添付して貰う事が出来た。
もう自分一人で色々出来るようになったんだな。と自分で自分を褒めてあげた。

とはいえ風邪を引いては元も子も無いのでバナナを買って薬を飲み、とっとと寝る事にした。

楽山から康定へ

▼放浪200日目 2014/6/25(水)
朝8時頃、楽山から東チベットの玄関口、康定(カンディン)へ移動する。
宿からバスターミナルまでの路線バスが無い?と宿主が行っていたので、それを鵜呑みにしてタクシーを使う事にした。
10元で西のバスターミナルまで運んでもらった。

このバスターミナルから康定(カンディン)へは119元で行く事が出来る。

薬が効いたのか今日の体調はすこぶる良い。

これから始まる東チベットの旅に、私は胸をときめかせていた。

つづく

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