KENJI HIROTA PHOTOGRAPHY

ケンジ世界放浪の記録

東チベット・康定(ダルツェンド) ~中国文化とチベット文化の入り混じる街~

2014年9月11日
約 5 分

楽山から康定へ

▼放浪200日目 2014/6/25(水)
朝9時、楽山から康定(カンディン)へ向かうバスに乗り込んだ。119元(1,900円)

しばらく進むとバスが止まり昼休憩なのか、乗客が皆外へ出て行く。
私はバス移動日は車酔いを恐れていつも何も食べないでいた。

皆が食べている間、暇を持て余しながらブラブラしつつトイレを覗くと、そこはニーハオトイレだった。
扉が無いトイレでお隣さんと挨拶(ニーハオ)をしながら用を足せるので誰が名付けたのか「ニーハオトイレ」と呼ばれている。

中国の田舎では見慣れたものだったが、今回はじめて現地人が使用している姿を見た。

40代くらいの色黒のおじさんが、顔をこちらに向けてお尻を出してしゃがんでいる。
時折「っっああっ・・!」というため息のような声が漏れ出ている。

何故わたしはオッサンが大便している姿を見なければならないのだろうか。

私もこのニーハオトイレで用を足すべきだろうか。
嫌だ。人様にう○こしてる所なんて絶対に見られたくない。
人生の恥じ。一生の不覚だ。

いやしかし待てよ。この世界ではこれが当たり前に行われている。

郷に入れば郷に従え。
大便をする姿を見られるのを恥ずかしがっているようでは、私も旅人としてまだまだ未熟という訳だ。
これでは全然修行が足りない。

この壁は越えなければいけない。

しかしその壁を超えるのは今ではない。
今は全然我慢出来るからだ。

突然の交通規制

お昼休憩が終わり4時間程で車が止まった。
車が列をなして止まっていて渋滞が起こっている。

30分待っても進む気配が無いので、降りて先を見ると電柱の工事をやっているようだった。
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1時間くらい待っただろうか。ようやく進むとまた別の箇所で渋滞が起こった。
気長に待ちながら、康定に到着したのは20時を過ぎた夜だった。

康定の安宿「康定貢嗄国際ユースホステル」

道に迷いながら2時間程宿を探し歩き「康定貢嗄国際ユースホステル」へチェックインした。
この日はドミが満室だったので屋根裏みたいな簡易ベッドで就寝し、一泊25元。
http://www.yhachina.com/ls.php?id=258&hostID=3

康定観光・街歩き

▼放浪201日目 2014/6/26(木)
康定はこれと言って見どころがなさそうだったので、すぐにでも次の街へ移動するつもりだったが、チケットが売り切れていたようで2泊する事にした。
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ひとまず康定の街を歩いてみる。
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ほとんど中国の地方都市の街並みなのだが、2割くらいチベット色が入っている雰囲気がある。
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高いビルもあり、思った以上に近代化(中国化)が進んでいる。
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都会からかなり離れた山の中にあるが、不自由なく暮らせそうな気がする。
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お昼前、お腹が痛くなって宿に戻ると、日本人旅行者が居た。
彼はリュータロー君。
私と同じように世界を回っているようで、VISA待ちでこの康定に5日間も滞在しなければならないらしい。ちなみに私は楽山で2日で取れた。
同じ中国のVISA取りでも、場所によって難易度や取得期間にかなり差があるようだ。

ブログはこちら→ 「たびろぐ」http://yryuu.blog.fc2.com/

彼とはこの後何度か再会する事に成るのだが、それはまた別の話。

そんなリュウタローくんと刀削麺を食べに行く。
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刀で麺を、シュパシュパシュパーーと削っていた。
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康定観光・山歩き

りゅうたろう君に別れを告げ、私は街に近い小高い山を登る事にした。
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タルチョがそこかしこにあって、チベット色が満載で楽しい。
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なんともこのタルチョの織りなす雰囲気が良い。
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しばらく山道を歩くと、康定の街を見下ろせる場所に出た。
ド田舎の山の間に無理やり都会を詰め込んだように見える。
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展望も見れて大体満足できたので下山する事にした。
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街を歩くと、やはり明らかに中国圏とは違う人の文化がある。
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顔も違う。服も違う。文化も、宗教も。言葉も違う。
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私はここが中国である事に違和感を感じずにはいられなかった。
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その地を訪れると、自然と歴史に興味が出て来る。
チベットにも悲しい歴史が沢山あるようだ。
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夜、りょうたろう君と再会し、同じ宿に居た英語の堪能な中国人、小燕ちゃんとトランプをしたり、ワイワイと楽しんだ。
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明日は更に西にある、標高4000mの街「理塘(リタン)」へ移動する。

つづく

(Last Update:2017年1月20日)

コメント一覧

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  1. 出てた!笑

    また出てくるであろう。笑

    リュータロー君なんて呼ばれたことあったかなw