KENJI HIROTA PHOTOGRAPHY

房総半島カメラマン・ヒロタケンジ

ビシュケクの定番日本人宿サクラゲストハウスと南旅館でまったり

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約4分

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ビシュケクの定番宿・サクラゲストハウス

▼放浪239日目 2014/8/3(日)
昨日のアラアルチャ国立公園でのトレッキングの疲れを癒す為、今日はゆっくりと過ごすと決めた。

現在宿泊しているサクラゲストハウスはとても居心地が良いところだ。
オーナーの息子さんのコウキ君も元気に寝転がり回っている。
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ここでは沢山のすごい(変な)旅人に出会った。

やたらと背のデカい紳士ターザン。自転車で中国からローマまで行く人。
湖の辺境へ行き雑草を集めている旅人。部屋で用を足してしまう旅人。
オーナーに聞いたら、もっと色んなえげつない人々の話を聞くことが出来た。
「そんなの楽しまないとやってられないよぉ!」との事。

そんなサクラゲストハウスは8月から値上げをしたようだ。
一泊400ソム(780円)が、450ソム(約880円)になってしまった。
まだイランVISAを待つ為に長期滞在が必要なので、少しでも節約をする為に明日宿を変えることにした。

ずっと滞在したいと思えた素晴らしい宿だった。

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ビシュケクの沈没宿・南旅館

▼放浪240日目 2014/8/4(月)
サクラゲストハウスを出て、一泊250ソム(約490円)の南旅館へ移動した。

前日に下見をしていたので、迷わずたどり着く事が出来た。
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この南旅館は日本語ペラペラキルギス人のヌルダンさんがオーナーで、
言ってしまうと普通のアパートの一室で、もう友達の家に来たみたいな雰囲気を味わえる宿だ。そしてWifiが爆速だ。
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この宿の素晴らしい事の一つ。
近くのスーパーで美味しいスイーツが安価で売っている。
このイチゴタルトは、41ソム(80円)で食べれる。
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イチゴタルト以上に美味しかったのが、このチョコケーキ。
中身はホイップされたチョコクリームがぎっしりと詰まっていて、更にその中心にトロリとした濃厚でビターなチョコが入っている。
値段は50スム(97円)くらいだったか。
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そして南旅館にはF氏というシェフが居て彼の作る料理に毎日舌鼓を打っていた。
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右側のレバー丼は悶絶するほどに美味しかった。レバーも安いらしい。
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左側にあるこの煮込みハンバーグみたいなのは、何故か中身がトロリとしていてそれが濃厚な肉の旨みで溢れていた。
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また戻って食べたい。
南旅館が沈没宿(長期滞在してしまう宿)と言われるのも頷ける。
人間の行動力を失わせてしまう危険な宿でもある。
 

▼放浪241日目 2014/8/5(火)
夜、宿にヌルダンさんが友達を連れてきた。
友達のその女性はしこたまコニャックを飲みベロベロに酔っ払い、
周辺の人にも飲め飲めと言い、それが色んな人に派生して私も散々な目に合ってしまった。

昨日この宿に来たばかりなのにこんな状態で、出て行ってしまおうかとも思ったが、
もうしばらく様子を見てみよう。

ビシュケクの日々

▼放浪242日目 2014/8/6(水)
イランのVISA取得の為に必要な招待状(インビテーション)を旅行代理店に申請してから2週間くらい経っただろうか。
いつ出来るのか何度も聞きに行っているが、全く受け取れる気配が無い。

旅行代理店自体も大使館(本国?)から返答を待っている状態らしく、申請が来ないのはあなただけじゃないの。」いロシア人に言われてしまった。
待つしか道は無いようだ。

夕方頃、長旅からリュータロー君が帰還した。
テントやガスバーナーなどのアウトドア用品を買って冒険して帰ってきた彼はキラキラと眩しかった。

嗚呼、オレ早くどこか遠くへ出掛けたい。
そんな衝動を抑えられないでいた。
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▼放浪243日目 2014/8/7(木)
夕方、リュータロー君は夜行バスでウズベキスタンへ旅立つらしい。
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彼とは1か月半前に、東チベットの「康定」で出会い、その後中国の「成都」「カシュガル」、キルギスは「オシュ」「ビシュケク」と行動を共にすることが多かった。
旅は一期一会が多く別れは寂しい事もあるが、また会える楽しみも増えるものだ。

最後なのでイチゴタルトをご馳走してあげた。
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共にに旅が出来て楽しかった。さらばリュウちゃん!
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明日は南にあるコチコルという街へ遠出をする。
何があるのだろうか。

つづく

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