KENJI HIROTA PHOTOGRAPHY

房総半島カメラマン・ヒロタケンジ

ウズベキスタン・古都 コーカン(コカン)の観光と街歩き

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約4分

▼放浪272日目 2014/9/5(金)
トルクメニスタンのVISA申請も終わり、今日は首都タシケントから東部にある街「コーカンド」へ移動する。ちなみに現地では「コカン!コカン!」と発していた。

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タシケントからコーカンドへ

昼過ぎに宿の近くのバス停留所から、人に聞き歩きながら68番のバスで、クールックバザールへ移動する。
ここのシェアタクシー乗り場で交渉して、30000スム(1140円)で手を打つ。これが高いのか安いのかはわからない。

途中一度車を降りて、15分程検問がありパスポートチェックをする事があった。
ウズベキスタンでは、検問や地下鉄などでパスポートをチェックされる事が多いので、
常に携帯していた方が良いだろう。

夕方近くに、コーカンドという街に着いた。
なんとも小奇麗に整備された街であった。
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田舎ではあるが、洗練されていて、住みやすそうな印象である。
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コーカンドの宿「ホテルコーカンド」

宿泊した宿は、「ホテルコーカンド」。
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田舎に来てしまうと宿が少なく、ホテル代も高くなってしまう。
この時メモに記録しておらず失念してしまったが、値段はたしか一泊90000スム(約3420円)ほどした。
昨日泊まった宿の倍の値段で、非常に高い。

シングル、シャワー、Wifiあり。部屋も綺麗で広く、これでは贅沢だと思える程に余りあるものだ。
ホテルコーカンドの情報(booking.com)
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コーカンドの安宿


Booking.com


このホテルで200$の米国ドルを、ウズベキスタンのスムに両替すると、どえらい札束で戻ってきた。
大金持ちだ、やった!と、写真を撮るのがお約束のようだ。

全て1000スム札でこれだけの量は財布に入らず、カバンに入れるとまた貴重品が増えてしまうのが難だ。
宿代9万スムを数える時は、面倒過ぎてイライラしてしまう。
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公園をブラリと散歩してこの一日を終えた。
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コーカンド観光・フダヤル・ハーン宮殿

▼放浪273日目 2014/9/6(土)
朝、ホテルをチェックアウトし、荷物を持ちながら街をブラブラとした。
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コーカンドに何があるかは知らなかったが、「フダヤル・ハーン宮殿」が観光の目玉のようだったので訪れる事にした。
19世紀前半にこの周辺には「コーカンド=ハン国」という国が存在していて、
このコーカンドは以前、その国の首都であったらしい。
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この「フダヤル・ハーン宮殿」はロシア軍に破壊され、その後復旧されたもの。
とても大きな宮殿で、壁の紋様は複雑で美しい。
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門をくぐると広い吹き抜けの中庭があった。
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それぞれの扉の中は展示室となっていた。
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申し訳ないが、どれを見ても興味がまったく湧いて来なかった。
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唯一、日本から輸入されたという壺を見た時に、ノスタルジーに浸る事が出来た。
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15分くらい見て「フダヤル・ハーン宮殿」を後にした。

コーカンドの笑顔

次の街のシェアタクシー乗り場へ向かう道中、沢山のウズベキスタン人に笑顔で話しかけられる。
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ほとんどの人々は英語が出来ないのだが、まあとにかく写真を撮って欲しいらしい。
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首都のタシケントでは、感じなかったが田舎の人達の雰囲気がとても良い。
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街を歩いているだけで、目が合うと挨拶をしすぐに話しかけてきてくれる。
彼らはとても陽気だ。
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バスの時間があるので先を急ぎたいのに、写真を撮ってくれと言って行かせてくれない。
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仕方が無いなという素振りを見せながらも、写真を撮らせてくれる事に喜んでいる私が居た。
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街の人々はとても素敵であったが、コーカンドという街には魅力を感じる事が出来ないまま、
午後、シェアタクシー乗り場へ行き日本語学校があるという「リシタン」へ移動する。

ここで、思いがけない事を依頼される事になるのだが、
それはまた、別の話・・・。

つづく

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