KENJI HIROTA PHOTOGRAPHY

ケンジ世界放浪の記録

ヤズド・沈黙の塔とお気に入りの渋い旧市街

2016年1月4日
約 5 分

シャフレコールドからヤズドへ

▼放浪307日目 2014/10/10(金)
イランの田舎町を満喫した私は、一緒に行動しているのび太さんと次の街ヤズドへ向かう。
この日はずっとバス移動日であった。
午前10時30分頃ヒッチハイクでシャフレコールドへ。

道すがら、遠くの広場で祭りだろうか、大勢が集まって音楽とダンスをしていた。
中の一人が強いジェスチャーで【こっちへ来い!】と手招きをしてきたので、
私も【お前が来いや!逆に!】と強いジェスチャーで返してあげた。
IMG_2934

シャフレコールドからエスファハーンへ、15時15分着。
19時の夜行でヤズド行きに乗り、23時ヤズドに到着。
Fullscreen capture 132016 124000 PM

夜遅くに着いての宿代一泊分は勿体ないと考え、バスターミナルで夜を明かすことにした。
誰かが我々の荷物を狙ってはしないか、企むやからは居ないか辺りを警戒しつつ、硬いベンチの上で眠りについた。

ヤズドの安宿「オリエントホテル(Orient Hotel)」

▼放浪308日目 2014/10/11(土)
朝起きると、案の定体の節々が痛い。
この旅でベンチで寝るのは初めてだったかもしれない。
体をほぐしながらバス停で町の中心へ向かう。

宿泊した宿は、オリエントホテル(Orient Hotel)。一泊30万リエル(約1000円)
イランの安宿はまあまあの値段を取るが、中庭が広く朝食も付いて質は高いと言える。
IMG_3019

荷物を置いてのび太さんと町へ繰り出す。
ヤズドはゾロアスター教の聖地らしく、主な観光はその関連場所が多い。

ヤズド観光・アーテシュキャデ

最初に訪れたのが通称”火の家”と呼ばれる、「アーテシュキャデ」。入場料5万リエル(約175円程)
消えることなく1500年以上も燃え続けている聖火。
ガラスの奥で、ただただ燃えているのを確認し、もういいか、とすぐに外へ出た。
IMG_2948

ヤズド観光・沈黙の塔

市内バスを使い、’沈黙の塔’へ向かう。
あれか、あの小高い山みたいなのがそうだろうか、と思ったらその通りであった。
IMG_2986

期待しないで行ったのが功を奏したのか、思いのほか雰囲気が良かった。
麓にある廃墟のような建物群はスターウォーズみたいな感じがする!と興奮したものだ。
IMG_2983

沈黙の塔は上に登り、中へ入ることも出来る。
IMG_3008

頂上からの見晴らしもなかなか良い。塔は二つ存在していて、もう一方の塔を眺める事が出来る。
IMG_2962

ここではかつて、鳥葬が行われていた場所だった。
東チベットへ訪れた時に見た鳥葬(その時の記事→こちら)をまた見れるのかと期待していたが、現代での鳥葬は禁止されている。
IMG_2978

今はただのくぼ地のような跡が残っているだけである。
IMG_2979

「ゾロアスター教」という名前からオドロオドロシイ宗教かと思っていたが、案外ハッピーな宗教らしい。
参考:人生を楽しめ☆ゾロアスター教って意外とHAPPYな宗教だった!
http://matome.naver.jp/odai/2139521824617285801

ヤズド観光・お気に入りの旧市街

▼放浪309日目 2014/10/12(日)
ミャンマーで購入したサンダルをどこかで紛失してしまい、新しいサンダルを選ぶ。
店には青色の「FaceBookサンダル」があったので購入しようとしたが、サイズが大きすぎた為「Wifiサンダル」にした。
これで常にバリサンの電波で通信が出来るっ、と鼻息を荒くした。
IMG_3025

今日はヤズドの旧市街を巡る。
ちょっと歩いただけでタイムスリップしたかのような雰囲気のある町並みが広がっていた。
IMG_3037

壁は全て土の色でモノクロの世界だ。
IMG_3049

時折、屋根を突き抜けて穴の開いた建物が見える時がある。
これは外から風を取り込み、屋内を涼しくさせるものらしい。
ただ実際に涼しいかどうかは確認していない。
IMG_3048

休みなのか、元々こんな感じなのか、どこも商店は閉まり人通りが少ない
IMG_3047

それがまた味わいを出している。
IMG_3045

ああ、ヤズド、良い・・・!
IMG_3064

夜になり、旧市街を離れて町の中心のレストランへ食事へ行く。

食べていると、とてもシャイな青年が話しかけてくれた。
何人か、旅をしているのか、結婚はしているのか、と店の主人に英訳しながら会話をした。
青年はまた照れくさそうにはにかみながら、私と出会った記念に何かくれないかと言ってきた。

そうか、私との出会いがそんなに嬉しい事なのか。そうか、ありがたい。
特に記念になるような物を持っていなかったのが、日本のお金と日本製の2色ボールペンを差し上げた。
すると彼は持っていた香水を私にくれた。
ああ、こういった、なんてことの無い交流がとてもホンワカとさせてくれる。
IMG_3057

私はイランの街の中でヤズドが一番好きだ。
ガヤガヤしておらず、旧市街は静かな時間が流れている。
なんとも風情がある。
IMG_3029

ありがとう。さらば、ヤズド。
今度はちゃんと一眼レフカメラを持って会いに行きます。

翌日、次の街シーラーズへと移動する。

つづく