世界放浪2年の中で最も心を熱くさせてくれた、スペイン巡礼31日間の旅の記録4〜5日目です。
今後巡礼する人や興味がある人へ向けて、旅の情報を記録しています。
サンティアゴ巡礼ってなんなの?という人は、以下の記事をはじめにご覧くださいませ。
※スペイン巡礼31日間!絶景・友情・感動の780キロを超えたサンティアゴ巡礼の費用と絶対に行くべき5つの理由
※冬のスペイン巡礼-準備編・旅に必要な持ち物や情報
・本記事は、2015年1月~2月に旅した情報を元に作成しています
サンティアゴ巡礼4日目の朝
▼放浪400日目 2015/01/11(日)
パンプローナ(Pamplona)への21キロを走破し、巡礼ではじめての大都会を楽しんだ。
宿でワインを飲みベロベロになって寝てしまった私は、次の街プエンテ・ラ・レイナ(Puente la Reina)への27キロを進む。今日も結構な長距離を歩く。
朝7時45分発。まだ誰もいない街中を歩き始める。
街に巡礼のシンボルマークの貝殻とともに、サンティアゴへの道を示す矢印が各所にある。
その方向へ進めば迷うことがないのだけど、街中では矢印を見失うことが多い。
歩くペースの遅い私は、一人で歩くことが多いが、この日は韓国人のチョルが一緒についてきてくれた。
すぐに疲れて休憩してしまう私を待ち、常に一緒に歩いてくれた。
お昼過ぎ、眺望の素晴らしい「ぺルドン峠」にたどり着いた。
遥か遠くまで見通せるかのような景色だ!
頂上では巡礼者を模した鉄製のオブジェが出迎えてくれた。
ものすごい強風が吹く場所であった。
同行していた韓国人のみんなと、ウィンドウズXPの壁紙だっ!と叫ぶ景色が続いた。
今日もかなり疲れてきているが、韓国人二人と話しながら歩けるので心強い。
17時。プエンテ・ラ・レイナ到着。
宿泊したアルベルゲは「Albergue de Peregrinos de los Padres Reparadores」。一泊5ユーロ。
スペイン風オムレツ「トルティージャ」を食べ、長い一日が終わった。
巡礼4日目。肩と背中がジンジンと痛み、足取りが重くスピードが出ない。予想以上に荷物が重く、辛い、シンドイ。この先続けるのが嫌になってきた程だ。そんななか韓国人3人と仲良くなりサンドイッチを作ってくれたり、もうなんて良い人達だ。要らない服や物を捨てて減らして行こう。
— ヒロタケンジ@金谷 (@piroken1980) 2015年1月11日
歩行距離・・・・・・23.5キロ(残り688.8キロ、累積91.7キロ)
使ったお金・・・・・16ユーロ(宿5ユーロ、食11ユーロ)
サンティアゴ巡礼5日目の朝
▼放浪401日目 2015/01/12(月)
毎日歩いて、食べて、寝る、というリズムを掴めてきた。
今日はプエンテ・ラ・レイナ(Puente la Reina)から、エステーリャ(Estella)までの24キロを行く。
朝8時出発。プエンテ・ラ・レイナは王妃の橋が印象的な街である。
今日は体の調子が良い。そして美しい風景の多い道である。楽しい。
宿泊した宿は、「Albergue Municipal de Peregrinos」。清潔感があり過ごしやすい宿であった。一泊5ユーロ。
ここではじめて日本人と出くわした。
巡礼5日目。体の痛みが和らぎ景色を楽しめるようになった。午後3時にはアルベルゲ(宿)に着いて、ゆっくりと体を休める事が出来た。初日に出会った韓国人やアルゼンチン人、アイルランド人、新たに日本人も加わり幸せな日々だ。残り666キロ。 pic.twitter.com/mOIv6hW8BF
— ヒロタケンジ@金谷 (@piroken1980) 2015年1月12日
つづく
歩行距離・・・・・・22キロ(残り666.8キロ、累積113.7キロ)
使ったお金・・・・・21ユーロ(宿5ユーロ、食16ユーロ)