KENJI HIROTA PHOTOGRAPHY

房総半島カメラマン・ヒロタケンジ

【シナイ山旅行】モーセが十戒を授かった聖地からの朝日とダハブの秘密のビーチ

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約5分


世界放浪の旅をはじめて、1年と4ヶ月。
長旅に疲れていた私は、休息の地を求めて、エジプトのリゾート地「ダハブ」にたどり着いた。
疲れと物価の安さの安心感から脱力し、気がつくと2ヶ月近くも滞在したエジプトのダハブ
毎日堕落とも言える生活を過ごしていたダハブで、数えるほどしかしなかった観光についての情報をまとめてみた。

そもそもダハブって?という人は、以下の記事を参照されたい。
▶️ 滞在費1ヶ月3万5千円!?海外の安すぎるリゾート地、エジプト『ダハブ』について語りたい

・本記事は、2015年3月に旅した情報を元に作成しています

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ダハブの観光 ① – モーセが十戒を授かった聖地シナイ山で朝日ツアー

モーセが神から十の戒律(モーセの十戒)を授かったと言われる、標高2285mの山。
ダハブの中心地から深夜バスでふもとまで行き、真っ暗な中登山をして、頂上で朝日を見るツアーがある。

砂漠の荒地の山々の奥にあるシナイ山。
体の冷える夜、頂上でご来光を待つ。

軍に追われ、奴隷として虐げられていたユダヤ人を率いていたモーセは、奇跡の力で海を割り、エジプトを脱出した。

シナイ山に登ったモーセは、ここで四十日を過ごし、神から十戒を記された石板二枚を授かった。

8回もシナイ山を上り下りする中で、40日間断食をして祈りを捧げたモーセ。
旧約聖書やコーランに登場する、聖地として知られている。

東の空が明るくなり日が出てきた。山肌に赤い日が照らし出される。

同行していたトランペッターが、ラピュタの「ハトと少年」を奏でてくれた。

すると横に居たロシア正教会の人々が現れ、合唱がはじまった。
急な展開に驚きと楽しさが入り混じる。

あたりが日に照らされると、こんなに荒々しい山々だったのかと思う。
迫力の景色を堪能しながら下山をした。

シナイ山の場所

ダハブの街からツアーが出ている。

ダハブの観光 ② – 秘密のビーチ「ラグーナ」で泳いで甲羅干し

ダハブの街の中心付近の海は、ゴツゴツした岩やサンゴ礁、ウニが居て「美しいビーチ」にはほど遠い。
そんな中、南へ歩いて30分の場所にある白いビーチが、このラグーナという場所。

私がダハブで一番好きな場所であり、何度もここを訪れた。

入り江のような形状になっている為、大きな波がなく海上はとても静か。
水の上にぷかりと浮いて、仰向けになり、ただただ空を見上げる。
そうかと思えば海中へ潜って、どこまで泳げるか試してみたり。
疲れたら、砂浜にビーチタオル敷いて甲羅干しをした。

遠浅になっていて、奥へ行くと足が着く場所がある。
浅い部分は白浜の色が浮き上がり、海の下から光が溢れてくるようだ。

飽きるまでビーチに寝そべり。また海へ潜る。

ビーチの西側は、リゾートホテルが立ち並び、大きな湖が広がっている。
そこには風を利用して海に乗る、カイトサーフィンをしている人々がたくさんいた。

「ラグーナ」は街の中心から歩いて30分ほど離れる。
人混みが苦手な自分にとって、中心地の喧騒から逃れて、こっそり過ごす秘密の居場所でになった。

ラグーナの場所

ダハブの中心地から歩いて40分ほど。(遠い)

ダハブの観光 ③ – リアル水族館!熱帯魚が間近で見れる「ブルーホール」

ダハブの中心地から北部へ車で、20分ほど。ブルーホールという場所がある。
円状に海の奥へ深く沈む青が見える。

ダイビングスポットであり、ここにはたくさんのダイバーが集まる。

私はダイビングのライセンスを持っていないので、水上を泳ぎながら熱帯魚のようなカラフルな魚を楽しんだ。
(水中写真はない。)

宿からツアーが出ていて、移動費+シュノーケルの道具+お昼ご飯がついて、45ポンド(¥720)という激安さ。
お昼ご飯を食べるだけでも価値のあるツアーである。

シュノーケルでも十分に楽しむことが出来る。
手に触れることが出来るくらいに大量の魚を見れる。
ブルーホールの様子は、以下の動画を参照されたい。
おぎーさんのYouTubeより

ブルーホールの場所

ダハブの街からツアーが出ている。

ダハブのその他の観光

パーティー好きが集まるシャルム・エル・シェイク

ダハブ周辺に目を向けると、シャルム・エル・シェイクというパーティーピーポーが集まる街が近くにある。
規模も大きく、マクドナルドやケンタッキーやらクラブやらが軒を連ね、ダハブとは違った楽しみ方が出来るでしょう。
私は騒がしい場所が嫌いで、昼間に散歩しただけに止めた。

マクドナルドには、エジプト限定柄のビーチタオルが売っているので、地域限定なのでお土産に買ってみるのも良いだろう。
ビーチタオルは全身がすっぽり入る大きさなので、タオルにもなりシーツにもタオルケット変わりになり、とても重宝する。10ドルで購入出来る。

建設途中で放置された廃墟

ダハブの中心地から南へ歩いたところに、大きな建築物がある。
海沿いの荒野に、白いコンクリート作りの建築物が異様な雰囲気で立っている。
私はここで心躍らせながら、あたりを散策した。

廃墟の近くには海があり、不可思議な空間が広がっている。

ダハブ観光まとめ「ゆっくりすごそう」

という事でまとめてみました、ダハブの観光。
出会ってきた旅人のほとんどは、ダイビングを楽しんでいました。

しかし私は、興味が湧かず、ブログを書いたり海へ潜ったりカフェへ行く毎日。
いろいろ紹介してきましたが、ダハブではゆっくりのんびりと過ごしましょう。
夕日を見ながら、海沿いのカフェでダラダラするのがいちばんオススメです!

以上、エジプト ダハブの観光のおすすめでした!

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