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房総半島カメラマン・ヒロタケンジ

【4種類のスパイス配合レシピ】はじめての濃厚・自家製スパイスチャイの作り方

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約9分


こんにちは、「チャイ」がマイブームのヒロタ(@piroken1980)です。

カレー好きが派生してか、最近スパイスチャイにはまりまして。
自分でスパイスを調合して、茶葉と共に鍋で煮立て、濃厚な牛乳と砂糖を加えたらもう完成。

はじめてでも簡単に作れるのですが、スパイスの加減や牛乳の種類により、毎回ガラッと味が変わる楽しさ。
苦くて飲めないチャイを作った経験を経て、ようやく安定感が増してきた昨今。

今回は自分好みの濃厚なスパイスチャイの作り方を紹介させて頂きます。
それではどうぞ!

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チャイの材料(7〜8杯分)

チャイの材料は以下の8種類。
シェアハウスの皆に振る舞ったりして、いつも7〜8杯分くらいの量を作ります。

 チャイの材料

 500ml
牛乳  500ml
てんさい糖  大さじ4杯
アッサム茶
 大さじ6杯
ジンジャー  10片
シナモン  2本
カルダモン  4つ
クローブ  4つ

チャイの材料 – 4種類のスパイス

スパイスは「ジンジャー」「カルダモン」「クローブ」「シナモン」の4種類。
その時の気分によって、ナツメグやブラックペッパーを追加することも。

粉末のスパイスも売っていますが、ホール(原型)から作ると、より香りが立ちます。それに本格的っぽい。

チャイの材料 – 牛乳は「よつ葉牛乳」

牛乳はちょっと贅沢に「よつ葉牛乳」を購入。一本¥300もするが濃厚である事が正義。
お金が無くとも、こういう所はケチりません。

チャイの材料 – 茶葉はアッサムCTC

近所のスーパーで適当に選んだ紅茶を使ってましたが、
この記事のために、アッサムCTCという茶葉をインターネットで購入しました。

CTCとは製法の事で、Crush tear Curl(押し潰す、引きちぎる、丸める)の略。
茶葉が粒状で通常より濃く仕上がる為、ミルクティーに最適と言われているのです。

ゴマのようにつぶつぶした茶葉

チャイの作り方

長々と続けましたが、ここからチャイの作り方に入ります。

スパイスをすり潰して煮る

すり鉢に4種類のスパイスを入れて、ゴリゴリとすりつぶします。
すり鉢だと、皿が浅いのでスパイスが跳ねて飛び出してテーブルが汚くなりがち。
何かの布で包んで、棒で叩くのもありです。

一気にすり潰しましたが、一種類ずつやった方が良いです

500mlの水を沸騰させたら、鍋にスパイスを投入します。

鉄鍋で煮ると茶葉と反応して苦味が出るので、「ミルクパン」と呼ばれる片手鍋が良いのですって

お湯の色が濁りはじめたら、オッケーサイン。
スパイスの味を濃くしたければ、更に煮ます。

アッサムCTCを投入

茶葉(アッサムCTC)、大さじ6杯分を投入します。濃いめです。

ザザザザッー!

あまり煮立たせすぎると、ここでも苦味が発生してしまう、との情報。

3分か5分くらい中火で煮ます。

砂糖と牛乳を入れる

砂糖(てんさい糖)を大さじ4杯いれます。すこし甘すぎたので、もう少し控えても良いかも。

牛乳を500ml投入します。

ドバドバドバー!

一煮立ちさせます。
ここで煮立たせすぎると風味が消えてしまうので、中火くらいが良いです。

さいごは味の微調整して

味見をしながら、甘みなどを調整しましょう。
何か物足りないと思ったら、粉末のシナモンやジンジャー、ナツメグなどを投入して、オッケーならばこれにて完成。

カップに注ぎます。
鍋の中には、大量のスパイスと茶葉で溢れていますので、茶漉しを通してティーポットに注ぎましょう。

とろとろ〜!

スパイスチャイの出来上がり


完成!

あとは、ゆっくりと楽しむだけ。
ショウガを多めに入れると、体が温まるので冬には最高かなと!

スパイスの調合が面倒な人は

スパイスを混ぜたりすり潰したりが面倒で、簡単に美味しいチャイが飲みたい!という人は、
茶葉もスパイスも調合済みの「エヌ・ハーベストのマサラチャイ」がオススメです。
西荻窪にあるスパイス屋さんですが、私はここのマサラチャイを買ってチャイにはまりました。
これも鍋に入れて煮るだけ!

とても深みとコクのあるチャイで、いまだにこの味にたどり着けません。
エヌハーベストのマサラチャイは、オンライン販売もしています。
登山やキャンプ先で淹れたら最高ですね。

スパイスは上野・アメ横の大津屋で購入

今回使用したスパイスの原料は、東京・上野のアメ横にある、豆とスパイスのお店「大津屋」さんで購入しました。
ネット販売もしているようなので、各種検索してみてください!

その他の材料

おまけ・チャイの失敗事例

これまで何度か作ってきたスパイスチャイ。
友人に飲ませたりしながら、「うえーー!」と言われ不評な時も数知れず。
今回はそんな失敗例をご紹介します。

「特濃」豆乳で作ってドロッドロに

「チャイは濃厚ならば正義」だろうと思い、特濃の豆乳でチャイをいれてみました。

鍋で煮ると、みるみるうちに凝固していき、ドロッドロの状態に。
茶漉しを通しても、全然濾せない。
濾せても下に落ちるのは、ボテボテとしたチャイで、味も悪く飲めたものではなかった。

「アーモンドミルク」で作ったら分離して泥水すすった

牛乳・豆乳と、続いたら、アーモンドミルクにチャレンジ!
と鍋で熱を加えると、上澄みに茶色い成分が浮いてきて、白濁していた液体は徐々に半透明に。
茶色く濁った透明な液体は見た目に悪く、泥水のように見える。

味も、コクとか甘みが皆無で、まさに泥水を飲んでいるような、大失敗の一品。

色んなスパイスを入れすぎて迷宮入り

本記事では4種類のスパイスを紹介していますが、いろいろ追加すれば美味しくなるかな?
と思い、「ピンクペッパー」「ローリエ」「フェンネルシード」を追加したところ、
歯みがきのような、スーッとする、激しくまずいチャイができました。

少しずつ、調合を微調整しながら、実験しないといけませんね。
スパイスは奥が深い!

以上!
みなさんも素敵なチャイライフをお過ごしください!

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