KENJI HIROTA PHOTOGRAPHY

房総半島カメラマン・ヒロタケンジ

偉大な旅人達に学ぶ、海外旅行で発生したトラブル時の心構え

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約4分

2013年11月20日。
世界放浪2年の旅へ出る前、私は経験者の話を聞くべく、いろいろな旅人のトークライブへ行き話を聞きに行っていた。
何が起こるかわからない海外で、なにをどう振る舞えば良いのか。

偉大な旅人達へ、治安や怪我、トラブルにあったらどうすべきかについて、聞いてみた。

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旅人の経験を知る

旅の経験値の無い私は、尊敬する色々な経験者の人から旅の情報を聞きまわった。

旅や冒険系のトークライブやイベントへ参加したり、旅先で会った人に聞いたり、宿のオーナーだったり。

旅先で一番心配しているのが、犯罪と病気。
「危険な目に合う事はないか?」だ。

1021日、103カ国を旅した尊敬している写真家、竹沢うるまさんの話では、犬に噛まれたり、骨が見える程の足を怪我したり、目が腫れる奇病にあったり。
足に寄生するノミに食われ自らナイフで切開したり。様々な事があったようだ。

憧れの冒険家、関野吉晴さんの話では、南米のレストランで食事を済ませ外へ出ると、数人の男から拳銃を突きつけられ、ひと気の無い橋の下で荷物を全て持って行かれた事を話してくれた。
アマゾン流域には人質をビジネスにしている組織があり、その地区を通り過ぎる時の恐怖などの話。

最近情熱を貰っている自転車冒険家西川昌徳さんは、自転車で高所まで行って高山病になってフラフラで死にかけて、通りすがりの人に助けてもらったといった話を聞けました。

トラブルを楽しむ

上記の偉人の旅人達が共通で言っているのが、たしかに病気や犯罪は怖いけど、その予防に気を使い過ぎると旅そのものを楽しめなくなってしまう。チャレンジ精神も失われてしまう。という事でした。

お金や物を盗まれても「良い勉強代だ」
物が壊れても「自分の身代わりになってくれた」
怪我や病気をしても「良い経験だ」

と、すべて「人生の糧にすれば良い」という考えを学ばせて頂きました。

最後はパスポートと身一つあれば何とかなるとの事です。
「物に執着しない」とメッセージくれた人もいました。心に留めておきます。

旅立ちへ向けて

僕はこの旅で写真を撮りたいという欲望の他に
人間力を高めたいという気持ちがあります。

色んな場所で色んな人と会って、
心豊かな、どでかい人間になって帰ってきたいと思います。

本日の写真は九品仏浄真寺にあるお地蔵さんです。
ここは素晴らしいお寺です。ちゃんと挨拶して旅立とうと思います。

九品仏浄真寺にあるお地蔵さん
ここは素晴らしいお寺です。ちゃんと挨拶して旅立とうと思います。

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僕が旅へ出るにあたり、大いなる情熱を受けた「竹沢うるま」さんの写真集。
サイン入りで持っています!

小学生の頃、フジテレビで放映していたグレートジャーニー。この頃、旅に出る気はさらさら無かったけど、関野さんの冒険はワクワクの塊だった。

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