KENJI HIROTA PHOTOGRAPHY

房総半島カメラマン・ヒロタケンジ

【サワンナケート観光】初めて出来た欧米人の友達とその後

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約5分

世界放浪2年の序盤。
旅に少しずつ慣れてきた私は、4カ国目のラオスを旅していた。
そこではじめて欧米人の友人ができた瞬間だった。

▼放浪53日目 2014/1/29(水)
シーパンドンの観光を終えた私は、バスで一日かけてサワンナケートへたどり着いた。
そこで出会ったフランス人のソフィアンとスペイン人女性のアリブ。

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欧米人と観光

彼らはこれからベトナムのフエへ向かうとの事で、そのバスチケットを探していた。
私はというと、ラオス中部にある「コンロー洞窟」へ行きたいと思っていて、経由地のターケークへ行く為の方法を探していた。

行き方を宿の主人に聞いたが、英語がよく伝わらないようだ。
我々は、英語が通じるであろうツーリストインフォメーションへ行くことにした。
そこは英語の堪能なスタッフが居て、多くの情報を得ることが出来た。

街の北にあるバスターミナルからローカルバスが出ていて、フエ行きは夜の9時、ターケーク行きは翌朝8時出発であるとの事。
30000キープ(380円)程度の値段であった。

サワンナケートの安宿「LEENA GUEST HOUSE」

行先も決まり、私は昨晩泊まれなかった「LEENA GUEST HOUSE」へチェックインした。
部屋は清潔でスタッフも親切で申し分ない宿であった。一泊5万キープ(約650円)。
宿情報と予約はこちら→「LEENA GUEST HOUSE(Booking.com)

出典:Booking.com

サワンナケート観光・街歩き

街にはフランスの植民地時代の名残を思わせる建物があり、立派ではあるが年数の経過からか朽ち果てていて、通りにも人はまばらでゴーストタウンを思わせるような風景はとても味わい深いものがあった。
のんびりとした何も無い街であるが、その雰囲気がとても心地よいものであった。



街には教会があり、装飾の少ない質素な作りであったが、街の雰囲気にあった美しいものであった。

聖テレサ教会



Booking.com

サワンナケート観光・カフェチャイディーへ

夜、日本人が経営しているカフェがあるとの事で、ソフィアンとアリブとで行ってみた。

インターネットの情報では2012年に閉店したと書いてあったが、実際は存在していた。
オーナーが変わったり、移転をしていたようである。
働いていた、本村さんと少し話をした。

これまでもNGO団体の活動で海外でのお仕事はされていたそうで
日本の人間関係を切って、外国で裸一貫お店を出して頑張っている日本人を見るといつも凄いなと思う。勇気と情熱をくれる。

お店にはとんかつなど日本のメニューもあった。
私は豆腐のから揚げを食べ、飲み物にハニーラッシーを頼んだ。
これがとてもさわやかな味で甘さ控えめで美味しくてあと3杯は飲みたくなる味であった。
また店内は日本の小説やガイドブックなども常備されていて長居をしたくなるお店であった。

食事の後ソフィアの自転車の後ろにのり川沿いを走ったり、アリブの写真を撮ったり、白い服を着た学生さんのような人が沢山居るお寺に入ったり、
会話はあまり出来なくてもとても楽しい時間を過ごすことが出来た。

サワンナケートからターケークへ

▼放浪54日目 2014/1/30(木)
朝6時 ソフィアとアリブを見送りに宿の前の道まで出た。

ありがとう!気を付けて!

なんともサッパリと爽やかな2人であった。
二人の住むフランスへ行きたいと強く思った。

もしフランスへ来る事があったら家においでと言ってくれた。
ありがたい。

2人が日本に来る時があったらもちろん我が家へ迎え入れたい。
目的が出来ると旅の原動力になる。

素晴らしい出会いに感謝しよう。
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その後、フランス人のソフィアンとはパリで再会する事となった。

フランスでホームステイ・数年越しに再会するムスリムの旅人

2人を見送ったあと、私も朝8時にはバスが出発するので支度をし、バスステーションへ向かった。
また次の旅がはじまる。

つづく

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