KENJI HIROTA PHOTOGRAPHY

房総半島カメラマン・ヒロタケンジ

【絶景夕日スポット】赤く染まるウーベイン橋の夕暮れとマンダレー観光

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約5分

世界放浪2年の序盤、東南アジアのミャンマーを旅していた私は、
マンダレーと古都アマラプラを訪れた。
ミャンマーVISAの関係で、駆け足で観光したが、短い一時でもウーベイン橋の夕暮れは息を飲む美しさだった。

本記事は2014年4月に滞在した情報を元に作成しています。

※ミャンマーの28日間の観光と費用をまとめた記事は、以下を参照してください。
👉ミャンマー28日間・仏教徒の信心深い優しさと素朴さのある人々〜旅行の費用や観光情報、治安情報などを記載【2014年版】

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ウーベイン橋の拠点マンダレーへ

▼放浪115日目 2014/4/1(火)
バガンで美しい朝日を鑑賞した私は、夜行バスでマンダレーへと移動する。料金7500チャット(約750円)

深夜4時頃、マンダレーのバスターミナルに到着。
眠い中、人並みに押されるようにフラフラとバスを降り、脇にあるベンチで休憩した。
あんなに居た乗客が、蜘蛛の子を散らすようにどこかへ行ってしまった。

ぼんやりしていると、バイクタクシーの営業が話しかけてきた。
歩くのも面倒だと思い、話に乗り3000チャット(300円)で街の中心の宿まで運んで貰った。

マンダレーの安宿「ガーデンホテル(GARDEN HOTEL)」

朝早くのチェックインにも関わらず、スタッフは対応してくれた。
宿泊した宿は「ガーデンホテル(GARDEN HOTEL)」。お勧め度★★☆☆☆
一泊17ドル。Wifiはロビーのみ。値段の割には設備が汚いが、ミャンマーでは普通レベル。部屋は清潔感を感じる程ではないが、不快になるほどでもない。朝食もパンと卵とコーヒーのみ。探せばもっと良い宿があるはずだ。※宿情報と予約→GARDEN HOTEL(Booking.com)

夜行バスの睡眠を取り返すが如く、昼近くまでたっぷりと睡眠をとると、マンダレーの街を散策に出かけることにした。


散歩中にちょうど目に入ったレストランで腹ごしらえをする。

米の麺の上にチキンとピーナッツを砕いたものが乗っていて香ばしい。
暑い気候でさっぱりしているので、いくらでも食べれてしまう。

甘いものが好きな私は、メニューにあったデザートを頼んでみた。
練乳にジャムのソースがかかったパンだ。
全体的に生ぬるい感じで、少し気持ち悪かった。もっと冷えていればよかっただが。

 

マンダレー観光・マンダレーヒルへ

1ヶ月しか滞在できないミャンマーの日程を鑑みて、マンダレーは1日だけの観光と決めていた。
今日は2箇所の観光地へ向かう。
自転車をレンタルして、およそ30分ほど走っただろうか。マンダレーヒルが見えてきた。

ここは丘というか山になっていて、参道が全て階段になっており歩いて頂上まで行く事が出来た。
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途中で様々な仏像に会う事が出来る。
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決して仏像マニアではないが、この仏像にはパワーを感じた。信じる方へ行きなさいと。
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1時間程かかり頂上に着いた。ただしこれといった感慨は無い。
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マンダレーヒルはとにかく長い階段でかなりの疲労感もあったが、時間も無いのですぐさま南にあるアマラプラの街へと移動する。
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マンダレーヒルから、ウーベイン橋のあるアマラプラまでは15キロほど。自転車でゆっくり2時間ほどかかった。

ウーベイン橋の夕暮れ

お尻が痛くなってきた夕方5時頃、遠くにウーベインの橋が見えて来た。
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橋に近づくとまだ乾季だからか川の水が少なく橋の下の中腹まで歩く事が出来た。
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全て木製で出来ていて、補修を続けながら長く人々に利用されている橋だそうな。
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上に登ると外国人観光客や、地元の人、お坊さんなど様々な人が行き交っていた。
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観光客向けでもあるが、地元の人が生活に必要としている橋だという事がわかる。
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橋の周辺の景色ものどかで、静かで、歩きながら心が安らいでいくようである。
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歩いてみるとかなりの長い橋で、渡りきるまで30分程かかった。
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折り返して戻る頃には、西日で景色が赤く染まる。また違った橋の雰囲気を楽しむ事が出来る。
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橋と夕日が見える絶妙な場所にはカメラマンが沢山居て、私もそれに混じって写真を撮った。
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北へ南へと移動の忙しいマンダレー観光であったが、一日の最後には心静かにジワリと染み渡るようなウーベイン橋の景色を見れて満足した。
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ウーベイン橋。なんともフォトジェニックな場所であった。
明日、ミャンマーの軽井沢と呼ばれているらしい、ピンウールィンという街へ移動する。

つづく

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