ミャンマーから2度目のタイへ入国しましたが、2度目という事もありあまり観光をしていません。
チェンマイでソンクラーンで弾けた日々。バンコクでカメラの修理を待つ日々。
旅に飽きて悶々とした日々など。
以下、一か月分を一気にお送り致します。
ミャンマーからタイへ
▼放浪127日目 2014/4/13(日)
国境の橋を渡り、出国手続きと入国審査を終えて、今回2度目のタイへ入国した。
地図を見ると予約した宿まで6キロもあった。
程の距離を歩いていると、沢山の人に水を掛けられる。
ミャンマーと同様、タイも旧正月で水かけ祭りの真っ最中なのである。
大きなバックパックを抱えている為、タイの人も”配慮”してくれてバックにかからないように水をそっとかけてくれた。
みんなとても優しい。
全身びっしょりになりながら、タイのメーソートの宿にチェックインした。
メーソートの安宿・グリーンゲストハウス
宿泊した宿は、「グリーンゲストハウス」。個室で250バーツ。
宿の親父さんも親切で、清潔で申し分無い宿である。おすすめです。
Google Map →GREEN GUEST HOUSE
チェンマイの水掛け祭り「ソンクラーン」へ
▼放浪128日目 2014/4/14(月)
友達に誘われ、水かけ祭りが一番激しいと言われる「チェンマイ」へ移動する。
メーソートからチェンマイはバスで333バーツ(1049円)。
夕方頃にチェンマイに着くと、大勢の人込みでごった返し、道路にはあちらこちらで水たっぷりのバケツで水を掛けあい、水鉄砲を持ってやりあっている。
私は無防備で大きなバックパックを持っていたので、またしてもやさしいタイ人は”配慮”してくれた。
人込みを避けながら、チェンマイの宿にチェックインした。
宿泊した宿は「ナインホステル」一泊200バーツ。
出来たばかりのホステルでデザイナーズマンションのような見た目で、洒落ていて安い。Wifiも早く、快適この上無い。
※宿情報と予約はこちら→「9 ホステル (9 Hostel)」
▼放浪129日目 2014/4/15(火)
5ヶ月前に香港で出会ったせいちゃんと再会し、その友達のショウヘイ兄やんと共に水掛け祭り「ソンクラーン」を楽しんだ。
この日はちょうど最終日だった。
最終日は路上で売られている水鉄砲が半額で安売りしていたので、最強のやつを購入した。
ソンクラーンなんてただ水を掛けあうだけだろう、はいはい。と馬鹿にしていたら鬼のように楽しい祭りであった。
街全体が子供の遊び場になって、みんな友達になって、無礼講で、無条件に楽しい一日だった。
威力の強い水鉄砲で撃つと相手の反応が「ウッ」となり楽しい。
水も、氷で冷やされた物ほど、撃った時「ウッ」となってまた楽しい。
ある白人女性とは、偶然に3回程出会って「決闘」状態になった。
嗚呼、なんて楽しい水かけ祭り、ソンクラーン。
チェンマイのダラダラ観光
▼放浪130日目 2014/4/16(水)
カンボジアで会ったマサト君と再会してカメラの話したり、ご飯食べたり。
▼放浪131日目 2014/4/17(木)
チェンマイを散歩をしたり、まさと君とぎしさんとでご飯を食べたり。
この町は都会すぎず、なんとも居心地が良い。
▼放浪132日目 2014/4/18(金)
せいちゃんと飯食ったりカフェをしたりなど。
この日の夜行バスでバンコクへ移動した。
カメラの修理でバンコクへ
▼放浪133日目 2014/4/19(土)
朝バンコクに着く。カオサン周辺の「ベラベラリバービュー」に宿泊。一泊250バーツ。
▼放浪134日目 2014/4/20(日)
カオサン周辺も飽きたので、東にあるプロンポン駅近くの日本人宿、「民宿日出」にチェックインする。
ドミで一泊220バーツ。
1階食堂のカツカレーが鬼のようにうまい。
▼放浪135日目 2014/4/21(月)
カメラのレンズの修理に、キャノンのサービスセンターへ。
英語で説明するのを覚悟していたが、なんと日本の人が対応してくれた。
とても助かる。しかし修理が終わるのにしばらくかかるらしい。
悶々とした日々のはじまり
▼放浪136日目 2014/4/22(火)
友達に誘われて、夜の繁華街へ。
人ごみの苦手な私にとって居心地の良いものではなかった。
しかし思ったより安全で楽しい場所である事はわかった。
▼放浪137日目 2014/4/23(水)
洗濯をして、お気に入りのカフェでブログを書く。「TOM N TOMS COFFEE」は素晴らしく居心地が良かったがWifiが30分制限付きなのが残念だ。
▼放浪138日目 2014/4/24(木)
BTSに乗り散歩などをする。
まったく仕事もしないで毎日何をやっているのか、と自分が嫌になる。
▼放浪139日目 2014/4/25(金)
お気に入りのカフェでブログを書き続ける。
バンコクには日本の書籍が充実した紀伊國屋書店がある。
かねてより大好きな「精霊の守り人」シリーズを買った。
それにしても日本で全力で必死に働いている皆が居る中で、プラプラして俺は本当に馬鹿なんじゃないかと思う。
▼放浪140日目 2014/4/26(土)
この日もカフェでブログを書く。少し散歩もする。
こんな旅になんの意味があるのか。もっと使うべき時間とお金があるんじゃないのか。もう本当に馬鹿なんじゃないか。
▼放浪141日目 2014/4/27(日)
ずっとカフェでブログを書いた1日。店員さんも顔を覚えてくれたみたいだ。
将来の結婚資金や老後のお金を貯めなくていいのか?やっぱりオレは馬鹿なんじゃないか。
もんもんとした日々を過ごす。
▼放浪142日目 2014/4/28(月)
服がボロボロに破れていたので裁縫をする。しかしまたすぐに穴は広がってしまう。もう駄目か。
民宿日出は日本人が沢山泊まっているが、何故か自分とあまり会話が生まれない。
が、朝バンコクで事業をはじめようとしている青年と会い、ようやく会話が出来て、元気を貰った。
人生やりたい事を貫く、パッションが大切だ。
明日死ぬかもわからない人生。
そうだ、イノキさんが言っていた、「馬鹿になれ」と。
▼放浪143日目 2014/4/29(火)
とにかくブログを書く。2か月前のタイの記事を。
それにしてもカフェの居心地は素晴らしい。
▼放浪144日目 2014/4/30(水)
昔勤めていた会社の人からテレビ電話があった。皆飲み会をしているようだ。懐かしい。
また皆とお酒飲んでワイワイしたい。あれ、なんかもう日本に帰りたい。
レンズの修理はいつ終わるのか。
▼放浪145日目 2014/5/1(木)
民宿日出に居るのも飽きてきたので、カオサンの宿に移動することにした。
そこで3人の日本人と友達になった。
一緒にご飯を食べると、気がまぎれてきた。
ああそうか、人と会話してなかったからモヤモヤしていたのだ。
レンズの修理完了
▼放浪146日目 2014/5/2(金)
レンズの修理が終わったらしく、サービスセンターへ取りに行く。
修理代、3955バーツ(12,600円)。
もうバンコクに用は無い。ようやく離れる事が出来る。
夜、加トちゃんとフナコシさんと、カオサンを練り歩く。
うるさいだけのカオサンと思っていたが、友達と過ごすと楽しいではないか。
▼放浪147日目 2014/5/3(土)
加トちゃんと船に乗って駅まで一緒に行く。
彼はアユタヤへ行ってしまった。
なんて陽気な人なんだろう。日本か海外で会えるのを楽しみにしてますよ。
チェンマイ行きの寝台チケットを買い、カオサンをぶらぶらして1日を終えた。
バンコクからチェンマイへ
▼放浪148日目 2014/5/4(日)
チェンマイへ移動するため、駅へ向かった。
初めてタイの鉄道に乗り、寝台列車に乗ったがなんとも居心地が良い。バンコク→チェンマイ間:780バーツ(2400円)
▼放浪149日目 2014/5/5(月)
3度目のチェンマイ。宿は「アマラパスゲストハウス」バストイレ付の300バーツの部屋に泊まる。
ドミトリーは無いが、一人静かに過ごす事も出来る良い宿である。
※宿情報と予約はこちら→「アマラパスゲストハウス(Ammarapat House)」
チェンマイの日本人宿「スローハウス」へ
▼放浪150日目 2014/5/6(火)
ネットで評判の日本人宿「スローハウス(Slow House)」へ移動した。一泊200バーツ(630円)。
私が宿泊した時は、人が多すぎてワイワイするのが苦手な私は居心地が今一つであったが、
夜に総勢10人とご飯と食べる。とても楽しく過ごせた。
後半は人が少なくなると途端に居心地が良くなった。
長期滞在者や短期旅行者など、沢山の旅人と交流出来る、おすすめの宿である。
※ちなみに2015年にオーナーが変わり新ホームページに移行している。
公式HP→「GUEST HOUSE Slow House」
▼放浪151日目 2014/5/7(水)
昨日扇風機をかけたまま寝た影響か、喉が痛くなってきた。まずい、体調が悪くなってきた。
移動するつもりであったが大事をとってチェンマイでもう一泊する。
宿の女性が龍角散をくれた。水を使わず直接粉を飲む事に戸惑う。
体調不良でチェンコーンへ
▼放浪152日目 2014/5/8(木)
朝、重い体を引きずり、ラオスとの国境の街チェンコーンへ向かう。
宿からバスターミナルまでトゥクトゥクで50バーツ。
チェンマイからチェンライのバスチケット、144バーツ。
チェンラーイからチェンコーンまで公共バスで、65バーツで移動した。
2度目のチェンコーンに到着した。
宿泊した宿は「グリーンイン」一泊200バーツ(630円)。
wifiも早く、部屋も清潔で、ものすごく居心地が良かった。超絶おススメしたい宿である。
※宿情報と予約→「グリーンイン(Chiangkhong Green Inn Resident)」
▼放浪153日目 2014/5/9(金)
チェンコーンの日本人宿、パパイヤヴィレッジを探したが見つからなかった。休業中らしい。
仕方なく、街をブラブラとふらつく。
2度目のチェンコーンはとても、安らいで過ごすことが出来た。
観光客も目につくことは稀で、人ものんびりとしている。ご飯も安い。
もう少し居たかったが、タイのノービザの期間が迫っていたので明日国境を越えなければならない。
さらばタイ王国
▼放浪154日目 2014/5/10(土)
朝、宿を出てラオスの国境へ向かう。
国境まで10キロ程あるが、トゥクトゥクで150バーツも取られてしまった。ぼられたような気がする。
国境越えも慣れたもので、すんなりとラオスへの入国を果たすことが出来た。
次はラオスを抜け、中国を目指す。
タイは日本のように何でも揃い、娯楽も充実している。
気を付けなければ旅をする気が抜けて、ダラダラとしてしまう。
そんなダラダラとした一か月であった。
こうして2度目のタイの旅が終わった。
2度目のタイ編 おわり。
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ここで、タイの出費報告を致します。
【出費報告】タイ(2回目)28日間 2014/4/13~5/10
■宿代—-14,300円(4,540バーツ) 1泊あたり572円(25泊分)
■食費—-23,391円(7,428バーツ) 1日あたり835円
■観光・移動費—-11,336円(3600バーツ)1日あたり 404円
■その他—-31,736円(1,0078バーツ)1日あたり 1,133円
■合計—–80,763円(一日平均 2,884円)
・宿について
印象に残ったのは、チェンマイのスローハウス。
とにかく沢山の日本の人達が居て、ワイワイと楽しかった。
ただ風邪気味だったので、私自身はあまりワイワイはしなかったが。
でも人とこんなに沢山話せたのは久しぶりだった。楽しかったな。
・食事について
民宿日出のカツカレーが激ウマでした。
安くて、そして日本の味を再現していて、食べた瞬間思わずケンジスマイル(川越シェフは元気でしょうか。)が出てしまいました。
・観光、移動費について
観光費については、ほとんど使っていませんが、強いて言えばソンクラーンで買った水鉄砲450バーツ(1400円)でしょうか。
移動費は、寝台列車が少し高かった(780バーツ)ですが鬼のように居心地が良かったです。
・その他について
細かい所では、シャンプーや電源変換プラグ、歯磨き粉や、日本の書籍の購入代です。
大きな買い物が、カメラレンズのPLフィルタ1820バーツ(5,730円)。
壊れたレンズの修理費用、3,955バーツ(12,454円)。
カメラ関連は必要経費なので、高くついても仕方がないのだ。
・まとめ
観光をしてもしなくて、それなりにお金が掛かってしまった2回目のタイ。
カメラレンズの修理の為とは言え、タイで停滞した1ヶ月を過ごしました。
旅の情熱を失い、次へ進めない焦りや、体調不良もあり、精神的には不安定だったような気がします。
その後、中国でまた旅の情熱を取り戻すことになるのですが。
以上、2度目のタイおわり。
タイの旅路、いろんな葛藤があったんですねー。伝わってきました!
そんな葛藤も贅沢病ですしね。
今を味わい尽くすが如く、とにかく全力で楽しみます!