KENJI HIROTA PHOTOGRAPHY

房総半島カメラマン・ヒロタケンジ

【ルアンナムター観光】ラオスと中国国境の街。風邪で1週間寝込み何度も訪れた竹製の橋。

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約6分

世界放浪2年の序盤、東南アジアのラオスを旅していた私は、中国の国境の街へと向かう。
ここルアンナムターで私は体調を崩し、1週間寝込み、フラフラになりながら街の観光をした。

・本記事は、2014年5月に旅した情報を元に作成しています

ラオス30日間を観光したまとめは以下の記事を参照してください
👉【ラオス観光30日間】放浪2年の旅人が紹介する秘境と田舎とリゾートな国

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タイからラオスへ国境超え

▼放浪154日目 2014/5/10(土)
午前中にタイのチェンコーンからラオスへ入国した私は、国境の街フアイサーイからルアンナムターへ移動する。

朝早く9時に国境を超えたが、ルアンナムター行きのバスは11時発。まだ2時間もある。
待合所のベンチに座りぼんやりとする。
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11時にバスが出発し13時過ぎに、ルアンナムター南のバスターミナルに止まった。
ここから街の中心まで15キロ程ある。
歩いて行くのもオツだと考え、トボトボと歩いていると後ろか走ってきたトゥクトゥクが声を掛けて来た。
25000キープで街まで乗せてくれるとの事。
やっぱり乗る事にした。
 

ルアンナムターの宿「ズエラゲストハウス」

15分程で街の中心に着き、「ズエラゲストハウス」に泊まる。
スタッフも親切でレストランも併設していた。
バストイレ付の部屋は清潔で居心地がとてもよかった。Wifi有。一泊60000キープ(754円)。とてもオススメの宿である。
※宿情報と予約はこちら→Zuela Guesthouse
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夜は宿の前に小さな市場があり、そこでワンタンのような生春巻きのような物を食べる。
皮がプリプリでタレが甘辛くて旨い。
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体調不良の日々

▼放浪155日目 2014/5/11(日)
咳が止まらず、体調が悪い。でも自撮りする元気はあるようだ。
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夕方、何か体に入れねばと南西にあるマーケットにてまた生春巻きを食べる。やはりこれは旨い。
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生春巻きだけでは精がつかないと思い、タイで有名なパパイヤサラダ、「ソムタム」を食べる。
ピーナッツの香ばしさと少し酸っぱ辛いタレが絡まって旨い。
添えてある草は飾りだろうか。良く分からないので残した。
歯ごたえがありすぎて、多くの咀嚼の回数が必要として食べ終わる頃には顎が疲れていた。
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▼放浪156日目 2014/5/12(月)
相変わらず咳が止まらない。
一度咳き込むと発作がしばらく止まらず苦しい。
咳き込む時に腹筋を使うので、お腹が筋肉痛になってくる。
病気になりながら、腹筋が鍛え上げられていく。
でもこれは一石二鳥とは言わないな。

宿の隣のレストランで、パンケーキを食べる。
味もしゃしゃりも無かった。
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体調は悪くともカメラは常に持ち歩く。
宿の赤子が可愛い。
まるで生き別れた兄である僕と、10年振りに再会出来た時のような感動的な顔をしている。
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「お、お兄ちゃん・・・。」
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ルアンナムター観光・竹の橋

少し体調が良くなったかなと思い、街の東にある竹橋へ向かった。
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この近くで子供達が水遊びをしていた。
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一足先に夏を先取りしたような気分になる。
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まだ頭がクラクラする。宿に戻りながら少し街を歩く。何も無い街だが、居心地が良い。
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▼放浪157日目 2014/5/13(火)
相変わらず咳が止まらない。
日本から持ってきた風邪薬も切らしていたので、薬局屋へ行き咳止めを買った。
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宿に戻り安静にすることにした。それでも自撮り出来る元気はある。
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夕方、少し体調が良くなってきたので昨日行った竹橋へ向かった。

子供達を撮っていると、僕も僕も、私も私もと写真を催促された。
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これ撮って撮って!と言わんばかりに側転をしてくれる。
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撮って撮って!の後は見せて見せて!もある。
30回目くらいの撮って撮って!見せて見せて!アピール位から、少し眩暈がしはじめてきた。
嗚呼もう勘弁。と思いその場を引き上げる事にした。
でもまぁ子供達が元気なのは何よりだ。
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ルアンナムター周辺散歩

▼放浪158日目 2014/5/14(水)
少しずつではあるが、体調が良くなっている実感が出て来たので、街を歩いてみる。
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パン屋に入ると中国製のパンが置いてあった。毛虫だ。
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中国人の友達に聞くと、「金牌」は金メダルの意。「毛毛虫」は毛虫。
なので「金メダル毛虫パン」だ。
日本の動物パン的な、かわいい感じの売り方なのだろうか。

少し街を外れるとなんだかもう日本のような懐かしさを憶える。
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歩いても眩暈がしなくなってきた。
しかし大事をとって、明日もう一日休息日をとることにした。
 

▼放浪158日目 2014/5/15(木)
毛むくじゃらの果物を食べ
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パンケーキを食し
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マーケットを散策
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3度目の竹橋を訪れ(結構好きな場所)
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一日を終えた。体も問題ない。
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ラオスから中国へ国境超え

▼放浪159日目 2014/5/16(金)
朝、中国側の街「景洪(ジンホン)」行きの国際バスチケット(120,000キープ(1,500円))を持ってバスに乗り込んだ。
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乗客の交わす言葉は中国語に変わり、いよいよまた違う国へ入ると実感する。
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半年前に使った中国語のメモを見て言葉を思い出しながら、2度目の中国へ入っていった。
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こうして短い2度目のラオスの旅を終えた。

2度目のラオス編 終了

中国編へ

 

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ここで、ラオスの出費報告を致します。

【出費報告】ラオス(2回目)6日間 2014/5/10~5/16

■宿代—-4,534円(360,000キープ) 1泊あたり755円(6泊分)
■食費—-4,635円(368,000キープ) 1日あたり772円
■観光・移動費—-2,141円(170,000キープ)1日あたり356円

■合計—–11,310円(一日平均 1,885円)

 

・まとめ
2度目のラオスでしたが、風邪を引いたとは言えとても楽しめました。
2度目の余裕というやつでしょうか。

ルアンナムターという街も田舎でありながら必要最低限の食事や宿が完備されているあたり、侮れません。
ヴァンビエンやビエンチャンに比べたら、よっぽど好きな街になりました。

そんなこんなで、次は長い中国編に入ります。

ラオス編終わり

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コメント一覧

  • Comments ( 3 )
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  1. ルアンナムター拝見。
    この町はベトナム戦争、ラオス内戦でアメリカが攻撃機の出撃のために飛行場を造って、新しくできた街。だから広くてもなんとなくがらんとして、古い寺院なんかはここにはない。
    バスターミナルの近く、飛行場の南側にルアンナムターの古い集落があったはず。今は小さな村。
    体調管理には気を付けて。ご自愛ください。

  2. ルアンナムター拝見。

    この町はベトナム戦争、ラオス内戦のころ、アメリカが攻撃機の出撃用に飛行場を造って新しくできた街。
    だから町は広くても、なんとなくがらんとして古い寺院なんかはない。
    新しいバスターミナルの近く、飛行場の南側がルアンナムターの元の集落。今は小さな村です。

    ルアンパバーンからバスで行くと遠くてずいぶん大変です。でもタイや中国の国境からはそんなに遠くないので辺地というわけではない。北タイ-雲南のビジネスルートの町です。

    • ろっきいさん!ルアンナムター情報ありがとうございます!流石ラオス専門家!?
      まだまだラオスも奥深そうですね!