KENJI HIROTA PHOTOGRAPHY

ケンジ世界放浪の記録

【キルギス旅行47日間・観光まとめ】全費用9万円で絶景天空の湖と遊牧民の暮らし体験

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世界放浪2年31カ国を旅していて、もう一度行きたいと思える場所の数は多くありません。

標高3000Mにあり冬は閉ざされる美しい湖。自分が小人になってしまった錯覚に陥る巨大な山脈たち。
雄大な自然の風景が素晴らしい国でした。

1ヶ月半もの間、暮らすように旅したキルギス共和国は、僕にとって忘れられない土地となり、また行きたいと思える国になりました。
キルギスはどういう国だったのか、バックパッカーとして旅をした情報を紹介致します。

こんな人におすすめの記事です
・キルギスってどんな国なの?
・観光でいくらかかるの?
・犯罪とか治安はどうなの?
・宿とか食事はどんな感じ?

・本記事は、2015年7月に旅した情報を元に作成しています






キルギスってどこにあるの?

キルギス共和国は、中央アジアにある旧ソ連に属していた国。
北はカザフスタン。南には中国(ウイルグ自治区)やタジキスタン。西はウズベキスタンに囲まれています。
標高3000m級の山脈に囲まれた高地にあり、首都のビシュケクでも800mもある。

大いなる山と、草原と美しい湖の国である。

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キルギス47日間で訪れた都市とルート

一か月以上滞在したキルギスですが、私はどのようなルートを辿ったのでしょうか。

中国を旅していた私は、新疆ウイグル地区・カシュガルの国境を抜けて「オシュ」に入り、北上して首都「ビシュケク」で次の国のビザの申請手続きをします。
書類を待っている間に、キルギス南部を観光し、最後は首都に戻り、カザフスタン経由で出国しました。
観光地で有名な東部のイシュクル湖などメジャーな場所へ行けず、残念ですがまた機会があればという感じです。

以下、緑色の〇が訪れた都市、または宿泊した場所です。
キルギスマップ
ちなみに飛行機で日本からキルギスへは、ロシア空港で往復6万3千円のチケットを確認しています。
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ここからは、キルギスで訪れた都市を紹介します。

オシュ(オシ)

キルギスで最初に訪れた都市が「オシュ」。
ウズベキスタンの国境に近い場所で、2010年に民族衝突(キルギス騒乱)があった。
現地に居る青年海外協力隊は治安の問題から渡航を禁止されている都市。(2015年当時)
騒乱から5年も経過しており、実際に訪れた状態は平穏そのもの。

到着早々「中央アジアの洗礼」で、全員がお腹を壊したのが思い出です。
関連記事👉ウイグル自治区カシュガル(中国)からキルギスのオシュへ国境越えと、腹を下したオシュの観光

首都ビシュケク

キルギスの滞在で最も長く滞在した都市。
旧ソ連が支配していた歴史からロシア人もお店で商売をしていて、ロシア語が飛び交うのが新鮮。

青年海外協力隊の人々と遊んだり。伝統競技コクボルの祭りへ行ったり。
安宿でみんなでシェア飯を食べたり。ウズベキスタンやイランのVISAを申請したり。
旅というより、生活をしていたと行っても過言ではない期間でした。

関連記事
👉キルギス・オシュから首都ビシュケクへ ウズベキスタンビザとイランビザ申請
👉キルギスの伝統競技コクボル・頭を切った山羊をボールで使うスポーツに仰天した

コチコル

キルギスの地方都市。
荒涼とした大地と、遠くにそびえ立つ山々は、これぞキルギスという風景。

動物マーケットや乗馬をしたのが印象に残っている。

関連記事
👉 キルギス・コチコルの動物マーケットとホーストレッキングで癒されてしまい

ナリン

キルギス南東部にある辺境都市。
キルギスの中でも最もキルギスらしいと言われている場所。

私も、この街の雰囲気がとても気に入っていて、散歩が楽しかった。

冬になると氷点下20度まで下がり、バナナで釘が打てるようになるらしい。
ナリンで食べた、シャシリクが記憶に残っている。
関連記事👉 キルギス・ナリンで食べた市場最高のシャシリク(肉の串焼き)

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キルギスで使った費用・滞在費・物価など

47日間で使った費用の合計は「¥96,399」です。
陸路で旅をしていたので飛行機代は含まれていません。

交通費・観光費・宿代・食費をすべて合わせた費用です。
1日1000円未満で、そこまで節約せず贅沢せずに過ごす事が出来ました。
1ヶ月で10万円も使わない計算になります。

ソム(≒¥1.95) 日本円
宿代 15,350 ¥29,932
移動・観光費 13,596 ¥26,512
食費 15,305 ¥29,854
その他 5,185 ¥10,110
合計 49,436 ¥96,399

キルギスの宿情報

経済的に豊かではないキルギスの勝手なイメージから、快適な宿なんて無いだろうと思い込んでいましたが沢山の居心地の良い宿がありました。

しかも、首都ビシュケクに関しては値段の安い宿がたくさん。
¥1,000〜¥8,000で、多くの宿が検索でヒットします。 
👉キルギスの安宿を調べる(Booking.com)

ビシュケクの安宿「南旅館」

長期滞在したのが、首都ビシュケク南部にある「南旅館」。一泊250ソム(487円)。
町はずれにある住宅街の普通のアパートの一室ですが、WiFiが爆速だし毎日各国の料理を振る舞ってくれるシェフが居たり、おかげで食費が安く済み、一生涯居れる場所でした。
男女混合ドミトリー、トイレシャワー共同、個室なし。
宿泊客はほとんど日本人ですが、チェコ人の男性とフィンランド人の女性が来た事もありました。
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コチュコルの安宿

田舎へ行くと、貴重な外貨獲得の為か少し値段が上がる傾向があります。
コチコルという街で泊まった宿は、広い清潔な部屋でとても過ごしやすかった。
ドミトリー(3ベッド)、トイレシャワー共同、Wifi無し。一泊600ソム(1170円)。
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ソンクル湖で宿泊した遊牧民の家「ユルタ」

キルギスを訪れたならば、伝統的な遊牧民の家へ一度は泊まる事をおすすめします。
シャワーも無く、トイレも穴を掘った場所ですることになりますが、聳え立つ山々に抱かれ満天の星空の下で眠る経験を、忘れることはないでしょう。
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観光地のある地方都市であれば、清潔でしっかりした宿を見つける事が出来ます。
宿は、心と体を休めるのに重要な要素です。
しっかりと安心できる場所があったからこそ、観光も思う存分に楽しめたのです。

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キルギス料理について

いろいろな国へ訪れて楽しみなのは食事です。
キルギス料理を振り返ると、独自の料理が何なのかよくわかりません。

よくレストランで食べれるラグマンプロフ、シャシリクは中央アジア全体でよく食べられるもので、キルギス独自ではありません。
むしろキルギスで食べたラグマンは中国の方が麺がモチモチで、5倍美味しかったのです。

キルギスの至る所で食べられる「ラグマン」

馬料理ベシュバルマク

おめでたい席に出されると言われる、キルギス伝統料理ベシュバルマクをお店で一度だけ食べましたが、馬臭くて正直美味しいとは思えませんでした。220ソム(430円)。
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マイナス要素の事ばかりになってしまった。これはいけない。

ビシュケクのハンバーガー屋

首都ビシュケクではハンバーガー屋が多く、色んな店で食べたがどれも美味かった。
肉がジューシーでレタスのシャキシャキとチーズのコクが口の中で絡み合い、その融合感がたまらなかった。100ソム(約195円)。
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ナリンのシャシリク

忘れてはならないのが、地方都市ナリンで食べたシャシリク(串焼き)だ。
歯ごたえや油加減、ボリュームなど全て総合して、人生史上肉ランキングでもかなり満足度を得る事が出来た。また食べたい。
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南旅館の煮込みハンバーグ

番外編を紹介しよう。
ビシュケクの安宿、南旅館に滞在しているF氏が作る、ロシア料理だかグルジア料理だかの煮込みハンバーグ。
肉の中が粘りあるとろっとした成分が入っていて、絶妙な味付けで独特の旨みが広がっていた。
米粉を使っていると言っていたが、いったいあの旨みはなんなんだろう。
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という訳で、ご飯も色々バリエーションがあるので、飽きずに毎日過ごす事が出来たキルギス生活でした。

キルギスのおすすめの観光地

チャタルクル湖トレッキング

キルギスは長い滞在の割に数カ所しか観光する事が出来ませんでした。

その中でもチャタルクル湖の山々は迫力がありました。
もう嫌だ歩きたくないと思いながら、でも宿まで行かないといけないというジレンマの中で、湖まで辿り着いた時の達成感は素晴らしいものでした。

1泊2日で移動費、宿泊費、ご飯を含めて、約2000ソム(3900円)で観光出来ます。

【キルギストレッキングツアー】標高4000Mを超えた秘境「チャタルクル湖(Chatyr-Kul )」への超過酷トレッキング

標高3000M ソンクル湖の絶景

キルギスで最も印象に残った観光地が、ソンクル湖でした。
どこまでも広く青い湖と、どこまでも遠くまで広がる丘、羊が少々と馬が時々の景色。
それ以外は何もない。その何も無いが素晴らしい場所でした。
青い空と大地に抱かれ、地球を体全体で感じたような日々だったです。
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2泊3日の宿代食事込みで、2875ソム(約5600円)で行く事が出来ます。
詳しくはこちらの以下の記事をにて

【天空のソンクル湖-旅行記】遊牧民の伝統的なテントで過ごした2泊3日の美しく穏やかな日々

キルギスの観光では他に、「アルティン・アラシャン」へ行けなかった事が心残りです。
ここには温泉があり、さらに奥へ険しい登山するとカラコル湖という美しい湖が存在するらしい。
なんてドラマチックなんだろう。

でも、まあそれはこれからの人生の楽しみにとっておくとします。

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キルギスの治安について

キルギスの誘拐婚

アラカチューと呼ばれる誘拐結婚がキルギスの風習で存在します。
路上で車を止めて複数人の男が無理やり車に連れ込み、結婚式を挙げてしまうというもの。
観光客は対象では無いと思いますが、念のため注意しましょう。

ジャーナリストの林典子さんは、5カ月間キルギスの誘拐結婚について取材した「キルギスの誘拐結婚」という写真集が発売されています。

バックドロップ強盗

私が訪れた、2014年7月の時点では危険な事はありませんでした。
しかし旅人からの情報では、昔ビシュケクの宿の前で強盗にあったり、イシク・クル湖でバックドロップに合って強盗にあった人などの話を聞きました。

汚職警察官

また、キルギスは腐敗警察官が多く、パスポートを所持していなかったりするとお金を要求してきたり、財布を見せろと言われる事もあるそうです。私も実際に怪しい警察官二人組に声を掛けられましたが、パスポートを見せ事なきを得ました。

乗り合いバスでスリ未遂

キルギスの公共機関の移動はステーションワゴンのような車が安くて便利でよく利用していました。
ただしとても混み合うので、人と人との密着率も高くなります。

ある日、ゼロ距離で隣に座っていた若者が、持っているカバンの下からゴソゴソ手を伸ばして、
私のカバンに手を伸ばそうとしてきました。
私は咳払いをして相手をジッと見つめる事で、これをやり過ごす事ができました。

犯罪は日常の身近なところで起こると実感しました。

治安・怪我・盗難が心配な場合は保険に入ろう

海外での怪我や入院・携行品に損害などのトラブルにあった場合、海外旅行保険があれば保証してくれます。
私自身、24万円のデジカメを盗難されたり、メインバッグの盗難にあった際に合計30万の保険金がおりました。

90日以内の旅行の場合、クレジットカード付帯の海外旅行障害保険がオススメです。
1日の入院(最高270万まで)や、携行品被害(最高20万)が保証されます。
入会金・年会費無料のエポスカードをおすすめします。

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キルギスの旅を振り返って

私が旅をする前、キルギスを自転車で旅をしていた夫婦と話をすることがあった。
地図で見て「こんな国に入れるのか?」と、まった想像できない、雲をつかむようなイメージだったキルギス。
湖が美しいと語っていた彼らの口コミの想像を超えるイメージの景色に出会うことができた。
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首都のビシュケクはロシアの雰囲気が色濃く、食べ物やパソコンなど何でも揃い、カメラの修理もできた。
まさかあんなにクオリティの高いケーキを安く食べれるとは思ってもみなかった。
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それでいて、ちょっと足を伸ばせば手つかず(ほったらかし)の広大な大地と自然と出会える。
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もう僕は、この国の事が好きになってしまったのです。
また人生のなかで、再訪を強く決意した国となりました。

読者の皆さんも、このよくわからない未知の素晴らしい国、キルギスへ行ってみてはいかがだろうか。
日本人は60日間以内であれば、VISA無しで入国が可能です。
とてもお勧めします。

おしまい

キルギスへのアクセス
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(最終更新:2020年2月29日)
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