帰国して3か月。全てが中途半端。

2年間の旅から帰国して３か月。現在の生活やら何やらを書き連ねます。

長続きしない情熱

一か月前の記事で「お金を使い切る。」と思考を切り替えると、ふつふつとやりたい事が湧いてきたのが前回。（※その記事）
マリオがスターを取り、無敵状態でバリバリと動いたのは３週間くらいなもんで、そのエネルギーは長続きしませんでした。またしても悶々とした不安が押し寄せてきたのです。何故だ・・。

もはや生きる上でこの悶々を消そうとするのではなく、受け入れてうまく付き合う事を考えなければなりません。
きっとこいつは消え去る事はないのだろうから。

アルピニストの栗城さんは言っていました。
「不安や苦悩、悲しみはその際の栄養剤であり、生きていくうえで必要不可欠なものである」と。
参考リンク→見えない山を登る全ての人たちへ｜アルピニスト・栗城史多さんインタビュー

とはいえ、この３週間は前のめりで、やりたい事に取り組みました。
さて、何をしていたのか。

ブログをはじめて２年が経ちます。今では１日100人程(300PV)の人が見てくれるようになりました。

当初は日本へ向けての近況報告や生死確認の意味合いで書いていたのですが、
ここ最近は旅人に役立つような宿情報や観光情報を載せて、読まれるような記事を意識して書きはじめています。

ブログは自分の旅や写真を知って貰うのに、素晴らしい媒体だと思っています。
僕のブログを読んでくれて、コメントをくれたりメールで感想をくれたり。
旅をしている時には、噂で中央アジアあたりでは僕のブログがよく読まれていると聞き、飛び上がるような嬉しさを感じた事もありました。

ブログの広がりは無限だと思います。
愛着もあり楽しくもあり。これを僕は続けていきます。
続けて行きます宣言です。

旅の写真を本にして写真集を作りたい。
ずっと前からやりたいと思っていて、ようやくエンジンがかかりました。

着手し始めたは良いですが、旅で撮影した写真は全部で5万枚もあり卒倒しそうでした。
先日、香港のデータを見終わりましたが、1400枚ありセレクトに2日かかってしまいました。
ここでまたエネルギーが止まってしまいました。

しかし一つ一つ見ながら、写真の出力をしていると、キラリと光る宝石のような写真があり、なんとも楽しいのです。
５月中になんとか形にしたいものです。

東南アジア編とかに分割して出そうかと企てています。
もし写真集欲しい人は連絡ください！

先日、ラオスとミャンマーを題材にした、とあるグループ展へ行ったところ、非常に刺激を受けまして、友人や知人たちが集まるあの雰囲気も素晴らしく、「やってみたい！」と強く感じました。（みなさん！お会いできて良かったです！）

ただ、写真展をやろうにも、写真プリントの経験が無く、どこでどのように、紙質はどうかなど、会場はどこがベストかなど、よくわかってないので、これは追々調べたり、経験者に聞いたりしています。
詳しい人は教えてください！

とはいえ、いまのところ何も進めていません。
やる気あるのかと言いたいです。

ブログを書いていても、写真を選んでいても、心と体はウズウズと旅へ出たい気持ちが強いです。
お金が無い事を言い訳にしたくは無いのですが、人に借りてまで行こうとも思わないし、という事はそれまでの情熱なのか。

今は、ミャンマーとインドの国境にある、ナガ族のところへ行きたくて行きたくて行きたいです。
旅で、泥と埃に塗れながら、自分の心を震わす写真を撮りたい。
自分を感動させる写真を撮りたい。ああ！

旅をしながらお金を稼ぎ、写真を撮る。というスタイルに憧れていましたが、こだわりを捨てて一度がっつり稼いで貯めて、旅へ出るというのもありのような気がしてきました。

ああ、旅で出たい。

定職に就かず、「やりたい事をやって生きていく！」という道へ進んでいるわけですが、結局どれも中途半端になっています。

ブログも４月は集中したけど、エネルギーが切れ。
写真集も着手はすれど、未完成のまま。
写真展などは、やるやると言いながら、何も手を付けていない。

ワクワクした道へ進んだはずなのに、一体お前は何をしているのか。

いや、成果が出ていない事で、焦りを感じて不安が押し寄せているだけかもしれない。
確実に一歩一歩は進んでいる。

雑音を消して、己の心に集中しよう。

まず、今月の目標として、【写真集を完成させる】を掲げます。

そんな近況報告でした！
でわでわ！

[2016年4月・風に揺れる菜の花]