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今回は、僕が3年間愛用し続けている一眼レフ用の単焦点レンズ「SIGMA 35mm F1.4 DG HSM」をご紹介致します。
ポートレートも風景も、ボケ味のある質感豊かな写真が撮れるオススメのレンズです。
どうぞご覧ください。
「SIGMA 35mm F1.4 DG HSM」の外観
黒を基調とした見た目の外観は、真ん中の鏡胴部分の金属感も相まって、高級感があります。
ずっしりとした重み(665g)も、これを印象付けています。
旅の中で2度ほど30センチの高さで落とした事がありました。
キズだらけになりながらも機能的な問題はなく、精密機械のレンズなのに落としても無事とはなんたる奇跡!と、愛着が倍増した瞬間でした。(運も良かった)
「SIGMA 35mm F1.4 DG HSM」の撮影例
私がこのレンズを好きな理由が、F1.4の明るさが織り成すジワっとするボケ感にあります。
実際に撮影した写真を見ていただきましょう。
ポートレート(人物写真)
35mmの広角寄りの画角は、背景の雰囲気を残しながらぼかし、人物を際立たせてくれます。
ストリートスナップ
f 1.4と明るいレンズなので、夜でも手持ちの撮影でブレる事なく頑張ってくれます。
AFも素早く合わせてくれる。
自然風景
その場の空気を風を、映してくれるレンズです。
「SIGMA 35mm F1.4 DG HSM」は値段がお手ごろである
このレンズの素晴らしいところ、値段がお手ごろである事です。
同性能のキャノン純正のレンズ(EF35mm F1.4L II USM フルサイズ対応)だと、定価で28万(市場価格23万)もしますがシグマの場合は、定価12万円。(※)
市場価格は9万円前後、半額以下で購入できます。
※2018年1月時点
「SIGMA 35mm F1.4 DG HSM」の難点
撮影した写真は大満足で文句無しのレンズですが、長年使っていて「うーん!」と思った事があり、以下に列挙してみました。
やはり重い
いろんなカメラ機材と共に、ずっしりとした重さが肩に食い込みます。
ただ重いからこそ、重心が安定してブレずに撮る事が出来るとも言えます。
人物を撮るには焦点距離が広い(もっと近づきたい)
ポートレートを撮影する時、被写体との距離を1〜2mで撮る事が多いです。
この時の画角が、距離の割に広いなあと感じる事が多々ありました。やっぱり50mmが欲しい!と感じます。
まあ距離を詰めれば良い話ですが、カメラで寄りすぎると相手に圧迫感を与えてしまうので、一定の距離を置きたい気持ちもあります。
風景を撮るには焦点距離が狭い(もっと広く撮りたい)
風景を撮る時「狭いな」と感じてしまう事が多々ありました。
山の上に登り、美しい眺望だなーと思い写真を撮ってはみるも、実際に感じた広々感が写真では出なかったりして、
別の広角レンズに変える事が何度かありました。
いろいろあるけどオススメのレンズ!
という事で紹介して参りました、単焦点レンズ「SIGMA 35mm F1.4 DG HSM」。
世界放浪2年で、砂漠や海や埃まみれになりながら、彼は相当頑張ってくれました。
何度か落として、部品が欠けてしまい修理を出した事がありましたが、それ以外でいまのところ不具合はありません。
価格もお求めやすく、頑丈で、ボケ味の美しいレンズ「SIGMA 35mm F1.4 DG HSM」。
とてもオススメ致します!