KENJI HIROTA PHOTOGRAPHY

房総半島カメラマン・ヒロタケンジ

【鮨亭 笹元】館山の独創的な寿司屋・絶品の海鮮グラタンと焼き鮨たち

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約3分


友人に誘いで、千葉県・房総半島の南にある、お寿司屋さんを訪れた。
見た事のない寿司ネタや、創造性あふれるメニューの数々。
見た目の美しさと、その旨さに「食を超えた芸術だ!」と、唸り声をあげてしまった。

これはブログで紹介せねば、と筆をとった。
千葉県・房総半島にある、筆者オススメのお寿司屋さんを紹介したい。

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千葉県・房総半島の館山にある

館山の中心地から少し離れた場所に「鮨亭 笹元」はある。

鴨川にも同じ名前の「鮨 笹元」があり、二代目の娘夫婦がお店を受け継いでいる。
👉dancyu|鴨川「鮨 笹元」の”めおと鉢巻”のこと。

実際に食べてみた感想を写真と共に紹介する。

季節で変わる「おまかせ鮨」

季節によって変わるにぎりや巻物のセット。
房総半島近海の地魚や、トロ・うにを含む握り、巻物を味わう事ができる。

ひとつひとつのネタが芸術品のように美しい。
脂がたっぷりのった黒マグロのトロは、舌にとろける美味しさ。

変わりネタ、芽ネギの巻き寿司。
シャキシャキとして口の中にみずみずしさが広がり、さっぱりとした後味。

黒マグロのハラモとタタキ

マグロ全体の5%しかとれない希少部位であるハラモ。
弾力とコリコリとした歯ごたえおある一品。炙りのハラモが香ばしく脂がとろけて旨い。

いわしクジラ刺身

はじめて食べたクジラの刺身。
トロリとした舌触りで、後味に鼻に抜ける(ちょっとした)臭みがクセになる一品。
独特の食感と風味に「こ、これは・・」と驚く事だろう。

絶品の海鮮グラタン

個人的に大好きなのが、通称「グラタン」。
エビとイカのコリコリとした食感に、べに花油を使った自家製マヨネーズと、自家製ポン酢が使われたオリジナル商品。
一口食べると、頭がおかしくなる濃厚な旨さが駆け抜ける。
アブラ感の強い料理だが、後味はサッパリ。次へ次へと後を引く一品。

残ったソースは、刻みネギとご飯を混ぜてリゾット風に。
これも、身がよじれる程に美味しい。

焼き寿司

笹元の名物のひとつである「焼き寿司」。
「皮と身の間にある詰まった旨味を味わって欲しい」という大将の想いでつくられた寿司。
炭火焼の香ばしさと脂の旨味が溶け合う、至極の一品である。

汁物

特製味噌汁も、素材の出汁が詰まっていて美味しい。

女将さんは陶芸家

笹元で提供されている個性的な器は、陶芸家である女将さんがつくられたもの。販売もしている。


という事で紹介させて頂きました、館山の独創寿司屋「鮨亭 笹元」。
寿司を握ってくれる大将も気さくで、魚の事、館山の事、千葉の事を沢山おしえてくれます。

カウンター席、テーブル席、2階もあるので団体での予約も可能。
みなさんも、笹元でいつもと違う非日常の時間を味わってみてはいかがでしょうか。

店名 鮨亭 笹元 
住所 千葉県館山市長須賀55-7
営業時間 ランチ 11:30~14:30(L.O.14:30)
ディナー 17:00~20:30(L.O.20:30)
定休日 不定休
座席数 46席
TEL 0470-23-6311
webサイト 鮨亭 笹元

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