KENJI HIROTA PHOTOGRAPHY

房総半島カメラマン・ヒロタケンジ

【もう帰りたい】真夏の日本一周(北海道行けず…)軽バン44日間の旅まとめ

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約11分


こんにちは。
先日、軽バンで44日間の日本一周(北海道をのぞく)の旅を終えて、房総半島の山奥に帰宅しました。
旅が好きな僕は、2013年に海外放浪2年、2018年にはクリームソーダの旅で日本一周もしていて、今回も撮影の仕事で全国にある神社38箇所をめぐる旅をしていました。

ただ2回目の日本一周で「飽き」が出てしまったこと。運転が嫌いであること。ホームシックになってしまった事で、終始帰りたい気持ちが溢れました。

4月から山奥へ移住したライフスタイルの変化もあり、こういう長く旅をする事自体、これが人生で最後だな(遠い目)と、「旅の終わり」を感じたのでした。

秋田県:男鹿半島の景色

それでも、なんやかんやで楽しかった日本一周の旅。
旅の道中で見た美しい景色や、美味しいカレー、最高に気持ちよかったサウナとか。
全国に散らばる久しぶりの友人たちとの再会。

そんな44日間日本一周の旅での、費用は?美味しかった食べ物は?よかった観光地は?などをまとめました。

それではどうぞ!






日本一周44日間の旅のルート

ぼくは44日間、日本のどこを巡ったのでしょうか。

拠点のある千葉の房総半島からスタートし、西へ向かい九州を折り返し日本海側を北上して、ぐるりと青森でまた南下して千葉に帰還しました。
北海道も予定していましたが、予算の関係でいけず。

7/13〜8/26まで44日間の旅。走行距離は、6,629km
友人宅に2泊から3泊を数回した以外は、各地基本的に一泊だけ。
高速道路は使わず、下道(したみち)での移動でした。

地図をズームしたい人はこちら→「Google My Map」(※家マークは宿泊滞在したところです)

日本一周44日間の費用

44日間で使ったお金は、合計で約26万円でした。
1日あたり5,900円ほど。想像よりは抑えられましたが、もっと節約できたなと感じます。
さらに内訳を見てみましょう。

・食費について
44日間の食費は、¥87,150。1日平均、1,980円ほど。
撮影や画像編集で忙しく、すべて外食。
せっかく遠くまで来たのだからと、各地の美味しいカレーやうどんやら冷麺やらの名物を食べ続けて、かなり太りました。
食事は旅において重要な要素なので、食べたいものを食べていました。(あまり高級なのは食べない)

・ガソリン代について
ガソリン代は合計、¥66,298。走行距離は、6,629km
高速道路を使わずに移動したので、ほぼこれが交通費と見ていいです。

・宿、銭湯について
44日間の宿泊費は、¥76,797。
声をかけて頂いた友人の家や、自分から泊めてとお願いした友人まで、みなさんに助けられた旅でした。
車中泊も頑張ったのですが、暑さと疲れに負けてビジネスホテルに宿泊する事が多く、出費がかさみました。
また24時間銭湯で、朝まで仮眠できる場所を見つけると、天にも昇る幸せを感じていました。よかったサウナは後述します。

日本一周44日間で見た、素晴らしい景色3選

ここからは実際に旅で見て、印象的だった事柄を、項目別にご紹介します。
まずは素晴らしかった景色ベスト3

鳥取砂丘 [鳥取県]

この旅で最も印象に残った景色が鳥取砂丘。
大きな海と広い砂丘の景色。
陸側や窪地に草が生えて緑化してきいて、砂丘的に心配だが、こんな特徴的でファンタジーな景色はここにしか無いのではと思う。
人生に一度は見ておきたい場所。


都井岬 [宮崎県]

草原と奥に広がる海。そこに住む野生の馬。
現実とは思えない組み合わせの景色を見る事ができます。
天空にある理想郷、みたいな場所。感動します。


仙台大観音 [宮城県]

数年前にツイッターで流れてきて、その圧倒的な迫力に衝撃をうけて、いつか行けるだろうかとマークしていた場所。
今回の旅で仙台を訪れる事があり、立ち寄ってみると本当にあった。
住宅街に襲いかかるようなたたずまいの観音様である。

44日間で美味しかった食べ物

旅において食事は重要な要素。
あまりお腹空いてないのに、もうここでしか食べれない!とおもい、無理やりカレーを食べたり。
そんな事でかなり太ってしまった食べ物の中で、美味しかったものを紹介します。

山口県のカレー「ぶるうべる」

2年前に一度訪れた事があり、脳裏に焼きついていたカレー。
また確かめたいと、もう一度訪れるとやはり最高に美味しかった。これだ!と。

どろっとした濃厚なカレーで、普通の人には結構な辛さ。2020年9月現在で、僕の一番好きなカレーとして認定させて頂きました。
見ていたらまた食べてくなってきてしまった。
Google Map →「ぶるうべる

香川の讃岐うどん「おか泉」

東京の赤羽のうどん屋さんが一番好きでしたが、それに匹敵するのが「おか泉」でした。
すべてのうどんを食べているのでは?という香川出身のうどん王、○西さんから教えてもらったお店。

半透明のつるんとした麺に、もちもちの弾力と、するすると流れる喉越しの良さ。
噛むほどに甘味がでてくるようで、食感と味わいが気持ち良い、至高のうどんでした。
Google Map →「おか泉

宇和島の郷土料理「さつま汁」

10年前に訪れて脳裏に焼きついていた、愛媛の郷土料理「さつま汁」。
白身魚の身と麦味噌を合わせた、とろろのような汁を、ご飯にぶっかけて食べます。

味噌の塩気と魚と味噌の素朴な旨味で、いくらでもご飯がススんでしまう逸品でした。
Google Map →「かどや

ととのったサウナ 3選

全国のカレーと共に、スーパー銭湯もできる限り行きました。
宿代を浮かせたい気持ちも合わさり、24時間銭湯に絞って訪れました。

銭湯に入ると、それまでの長旅の疲れが、ばーーん!!となくなる気持ちよさ。
翌日、新世界に生まれ変わったような目覚め。ありがとう銭湯。ありがとうサウナ。

宇都宮「ザ・グランドスパ南大門」

その施設の大きさに衝撃を受けたのが、宇都宮の南大門。
湯船の数が10種類ほどあり、大きな温水プールがあったり。

サウナもバカでかい!普通の大きめのサウナの二倍以上ある広さで、
内部で、中温エリアと高温エリアに別れている、きめ細やかさ!
水風呂も、27℃のぬる冷たい温度と、15℃のキリッとした温度に別れている感動!

平日、¥1,800。私は深夜料金も加算されて、¥3,400で入湯。
平均的なスーパー銭湯より高い値段設定だが、必ず満足させてくれる施設である。

香川「四国健康村」

2年前の日本一周の時に、バチバチに決まったスーパー銭湯。
サウナは熱々、水風呂は14℃。
特筆すべきが「ととのいスポット」がたくさんある事。
横たわれるデッキチェアが8台ほど並んでいて、水風呂後にここで何度もふぁーー!っとなった。

四国へ旅行する人や、近隣にお住まいの人は是非とも訪れて欲しい施設。

熊本「湯らっくす」

水深171cmもある水風呂を見たとき、ハハッ!と声に出して笑ってしまった。
ボタンを押すと、上から追加で滝が落ちてくる仕掛けやぶら下がるロープにつかまるのも楽しい。
たっぷりとした深さがあり、温くなりにくいのか水温は冷たく、長居ができずすぐに出てしまう。(それがいい!)

2階のリラクゼーションルームでパソコン作業も可能で、通常料金¥590。
わたしは深夜料金込みで、夕方から朝まで滞在して、¥2,800。
近所に欲しい。熊本住みたい。

44日間の旅で辛かった事

この旅で辛かったことを振り返ってみました。
よかった事は、2年前の日本一周とだいたい同じなので割愛します。

運転がとにかく疲れて嫌だった

約6,600キロを走った今回の旅。
1日平均すると150キロほどを毎日走っていた計算になります。
撮影納期の関係で、各地には一泊ずつしか滞在できずゆっくりする事はありませんでした。
だから、もう帰りたい、もう帰りたいと、嘆いた旅でした。

車のバッテリーがあがった

道の駅に駐車して40分ほど仮眠をとり、さあ出発という時にエンジンがかかりません。
バッテリーがあがったようでした。
ちょうど旅の直前にJAFに入っていたおかげで、無料で対応してもらえました。入っててよかった・・。

違反切符をとられてしまった

長野県まで車を運転し終えて、今日のご褒美で回転寿司を食べおわり、さあ漫画喫茶に泊まろうとして車を出発。
暗い夜道を右折して信号待ちをしていると、後ろから走ってきたお巡りさんに呼び止められて、右折禁止だったと知らされる。
なぜお巡りさんがいたのか。
しかし悪いことをしたならば仕方がない、罰金7,000円を支払ったのである。
疲れがどっと出た1日であった。

コロナの第二波がきていた

2020年8月はコロナの第二波が押寄せていました。
他県ナンバーの私は、いく先々でどこか申し訳ない感じで買い物をしたり、ご飯を食べていました。
ある滞在先ではクラスターが発生し、飲食店が他県からの来客を断っていて、食べたかったラーメンを諦めた事もありました。
車に消毒ジェルを常備しながら、何事もなく旅を終える事ができました。

むちゃくちゃ暑かった

この暑さが原因でほとんど車中泊ができませんでした。
奈良で車中泊をした時の目覚めが、サウナに入っているような汗びっしょりになり、それはそれで気持ちよかったのですが、
これはもう寝れない!と思い、ホテルや漫画喫茶にお世話になりました。
2年前に3ヶ月の日本一周の旅をした時は、4万円ほど。
今回は1ヶ月半で7.5万円かかっている事を考えると、やはりコスト的にも痛手でした。

旅は涼しい時にしましょう。

まとめ 〜44日間の旅を振り返って

というわけで、ここまでご覧いただきありがとうございました。
44日間の旅を振り返ると、ほとんどが車移動の日々でした。
事故に合いそうになったり、違反切符を切られたり、長時間の運転で眠くなるしで、絶望的に旅が嫌になりました。

それでも、美味しいカレーや、懐かしい友人との再会。美しい景色との出会い。
どんどん閉店していく、すばらしい純喫茶へも沢山訪れました。

鈴鹿市の豪奢な内装の純喫茶「ロスカ」

旅は好きだし、いろんなサウナ、いろんな純喫茶、いろんなカレーをこれからも食べたいと思う。
その一方で、もう旅はじゅうぶんだな、と思ったのです。

もう旅はじゅうぶんにした

冒頭でも申し上げたように、わたしは2013年から2年間海外を放浪したり、
2018年には、車中泊で日本一周もしていました。
今回の旅も、報酬を頂きながら好きな旅が出来る、すばらしい機会を頂きました。
しかし、旅に出て5日目あたりから疲れがではじめて、それ以降ずっと帰りたい帰りたいと嘆いていました。

今回の旅で僕の心は、旅へのワクワクを感じられなくなった自分に気付いたのです。

帰りたいと言いつつも、しっかり観光はしてしまう[岩手県・北山崎]

2014年に訪れた東チベットのラルンガル僧院。旅のエネルギーに溢れていた頃。元気な笑顔だ・・。

もう家にいたい

2020年4月から、南房総の山奥に借りた一軒家。
東京に生まれた僕は、少しずつ自然への憧れが強くなり、ついに念願の山奥暮らしをスタートさせました。

穴の開いた床を直したり、庭にある梅でシロップをつくったり。
友人を招いてお茶をしたり、草むしりをしたり。
この自然に囲まれた暮らしが日々が楽しく、それが旅をしても「帰りたい」という理由でした。

家から2分ほどのお気に入りの場所

2013年から旅をし続ける人生でしたが、その終わりを感じたのが今回の旅。
今後は千葉の南房総の真ん中に住んでいるので、千葉県の中で色々な場所を駆け巡りたいと思います。

以上、44日間日本一周のまとめでした。
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