KENJI HIROTA PHOTOGRAPHY

房総半島カメラマン・ヒロタケンジ

【エジプトのグルメ】カイロで食べた料理・スイーツとイフタール

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約5分


世界放浪2年の中で、合計3ヶ月も滞在したエジプト。
首都カイロで食べた料理やスイーツは、個人的に好みのものばかり。

エジプトの国民食の「コシャリ」や、濃厚ジェラートなど、
わたしが実際に食べてみて、好きなもの・記憶に残った食べ物を紹介していきたいと思います。

エジプト113日間の見所・治安や費用など、旅の記録をまとめた以下記事もオススメです。
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エジプトの国民食「コシャリ」

エジプトで最も食べたのが、このコシャリ。
米・マカロニ・スパゲティ・レンズ豆が混ざったものにトマトソースと揚げ玉ねぎがかかったもの。
アフリカ大陸の中でエジプトでのみ広まっている国民食。

私はカイロで食べたコシャリで腹を壊したので注意しよう。ダハブのコシャリが一番美味しい(好き)。5ポンド〜10ポンド(¥80〜¥160)。

エジプトのピタパン「アエーシ」

小麦粉で作られたシンプルなパン。ふっくらもモチモチもしていない、素朴な食感と味。
これに色々な具を挟んでサンドされたものがよく売られていて、安くて美味しいのでよく食べていた。

ムサカ(茄子とひき肉の煮込み)

ほぼ毎日食べていたのが、ムサカ(茄子とひき肉の煮込み)のサンド。
ひき肉は無かった気がするが、これがめちゃめちゃ美味しくてはまった。

「いつものね!」といって、このお店の常連になったものだ。日本人宿・ベニス細川家のはす向かいにある。ぜひ行ってみて欲しい。(2015年の情報で、現存しているかは不明)

ババガヌーク(ナスとゴマのペーストの和え物)

食べた瞬間『!!!これは!!!』と衝撃を受けた、ペースト状の食べ物。
後で調べると、ババガヌークという、とろとろにした焼きナスと白ごまを和えたもの。
アエーシ(ピタパン)にディップして食べる。
ナスの旨味が凝縮していて、とにかく美味かった。

羊の脳みそのフライ

記憶が薄れているが、これは確か羊の脳みそのサンド。濃厚でネットリとした舌触りで、白子の味わい。
イランでも食べたので、中東ではよくあるのかもしれない。

カイロで食べたスイーツ・ジュース

糖分は体温を下げる効果があるからか、暑い国へ行くと、スイーツや甘いものが豊富にある。
カイロで食べたスイーツやジュースを紹介したい。

ジェラート屋さん

意外にもカイロにはジェラート屋さんが多く、そしてクオリティも高く美味しい。
街の中心にあり宿から歩いていける「El Abd Pastry」へよく足を運んだ。
ピスタチオやチョコなど、サーティーワンのように選ぶ事ができる。
濃厚でめちゃめちゃ美味しい。

カップケーキも充実している。甘党にはたまらない。

カイロのフレッシュジュース屋さん

街を歩いていると、フレッシュジュース屋さんをよく見かける。
その場で搾りたてを提供してくれる。

手前はオレンジジュース。奥は、さとうきびのジュース「アシール・アサブ」。
青臭くてなかなか美味しい。

アボカドジュースが売っていた。少々お値段は高かったので、友人のを味見させてもらった。
ミルクシェイクのようで、これまた美味かった。

カイロの肉料理・魚料理

イスラム教徒が多く住むエジプトでは、豚料理を見かける事は少ない。
チキンや羊肉、魚や牛肉などが広く食べられている。

ラマダン(断食月)期間に食べるイフタール料理

エジプトに滞在中、「ラマダン(断食月)」と呼ばれる、イスラム教徒にとって特別な宗教行事を体験する事ができた。
日の出から日の入りまで、食べ物と飲み物を断ち、喫煙や性行為も禁止され、信仰心が高まる期間。

ラマダンの時期、日が出ている間は飲食店がほとんど閉店して、我々観光客にとって困った事態となる。
日が沈む夕方頃になると、お店が開きはじめる。
外のテーブルには、断食明けの食事「イフタール」を待つ人々が着席しはじめる。

私はエジプトの南の街「アスワン」でイフタール料理を食べる事ができた。
歩いていると呼び止められ、無料で食べることができた。
メニューは「アエーシ(ピタパン)」「ライス」「モロヘイヤ」「ジャガイモトマト煮込み」「トマトきゅうりのサラダ」

エジプト・カイロの料理をふりかえる

ということで紹介させて頂きました、エジプト・カイロのグルメ情報。

エジプト料理は個人的に私の口に合い、どれも美味しくいただく事ができました。
どきどき腹痛に見舞われることもありましたが、それは旅をする上では仕方の無いこと。
またコシャリとかナスの煮物とかババガヌークとか、もう一度食べたいと渇望しています。

本記事をエジプトへ訪問時の参考にしていただけたらと思います。
以上、ご覧頂きありがとうございました。

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