世界放浪2年の旅で訪れた「チェコ共和国」。
東欧(ルーマニアやポーランド)を旅していた私は、寒くて暗い雰囲気に嫌気がさしていた。
バスと列車を乗り継いで入国したチェコ。
クリスマスの時期と重なり、そこは中世の雰囲気が濃く、華やかでメルヘンな世界が広がっていた。
東欧の陰鬱な雰囲気とはずいぶん違う、素晴らしい!
そんな、7日間かけて巡ったチェコの旅を振り返ります。
・本記事は、2014年12月に旅した情報を元に作成しています
チェコの辿った道
ポーランドのクラクフから陸路で国境を越え、列車で首都のプラハへ。
南部チェスキークルモロフへ立ち寄り、プラハ経由でドイツへ移動しました。
スペイン巡礼の旅を急いでいたので、2都市のみの短い旅でした。
飛行機で成田からチェコのプラハへは、片道4万5千円のチケットを確認しています。
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チェコのおすすめの宿(ホテル)
チェコの宿は、合計3カ所泊まりました。変な場所もありましたが、概ね快適な場所が多かったです。
プラハの宿①「Sir Toby’s Hostel」
プラハで最初に泊まったのが「サートビーズ ホステル(Sir Toby’s Hostel)」。
街の中心からは離れていますが、宿のスタッフが親切で快適に過ごす事が出来ました。
特にドミトリー(相部屋)の3段ベッドはすごい迫力なので、試しに寝てみてください。
※宿情報の詳細はこちら→「Sir Toby’s Hostel(Booking.com)」
プラハの宿②「Hostel City Center」
プラハではもう一カ所「Hostel City Center」に泊まりました。
街の中心にあり、観光はとてもしやすく、値段はプラハの中ではかなり安いです。(2014年当時、一泊820円!)
この宿の問題は、シャワールームの扉がスケスケのガラスで、同部屋の人々のシャワーシーンを見たり見られたりする事です。
中国人女性と同室になり、かなり気まずい感じになりました。
開放的なヨーロッパならではな感じですが、それを我慢出来れば、コストパフォーマンスは良い宿でしょう。
※宿情報はこちら→「Hostel City Center(Trip Advisor)」
チェスキークルモロフの宿「HOSTEL HAVANA」
この宿は他の客が居なかったのが功を奏し、居心地が最高級に良かったです。
常駐のスタッフさえも居ないので、鍵を渡されて一軒家貸し切り状態でキッチンも悠々自適に使いまくりました。
超絶おすすめです。一泊125コロナ(668円)。
※宿情報と予約はこちら→「HOSTEL HAVANA(Booking.com)」
チェコのおすすめの観光は?
チェコは2都市しか行っていないので多くは語れませんが、結論、全部満足でした!
はじめに訪れたプラハの街並みは、歩くだけでとても楽しい街でした。
プラハ・ヴルタヴァ川の景色
中世ヨーロッパの雰囲気が色濃く残る街並みと、風情のあるヴルタヴァ川とが猛烈にマッチしていて、とてもおススメの街です。
聖ヴィート大聖堂のステンドグラス
ヨーロッパには沢山教会や大聖堂がありますが「聖ヴィート大聖堂」は、おお!と感嘆の声をあげる素晴らしさでした。
その大きさと美しさに圧倒されるでしょう。
詳しくはプラハの旅行記を参照してください。
👉【プラハ旅行記】中世ヨーロッパの世界を街歩き。クリスマスの華やかな雰囲気に包まれて
一番おすすめは「チェスキークルモロフ」の街並み
南部にある「チェスキークルモロフ」も抜群におすすめです。
石畳の細い路地が入り組んだ街は、まるでおとぎの国へ迷い込んだようでした。
きっと多くの女子達は、きゃー!!かわいい!!!と悶絶すること必至です。
その時の記事→「おとぎの国の世界へ!チェコ・チェスキークルムロフの世界一美しい街並み」
行けなかった「モラヴィア大草原」
興味があったけど行けなかった場所が、チェコ東部にあるモラヴィア大草原です。
多分写真が良すぎるだけだと思いますが、この緑の絨毯歩いてみたい。。。
チェコの東側にあり、時間的に厳しかったので断念しました。
「大草原が波打つ姿が美しい…。チェコ「モラヴィア」の丘陵地帯が美景過ぎて、一度生で見てみたい」

チェコ料理はどうだった?
ヨーロッパの東から旅をしてるのですが、西へ移動するにつれてドンドン高くなっていく物価にビビッてしまい、チェコ料理は何も食べていません。
チェコっぽい食べ物?を唯一上げるとすれば、「トゥルデルニーク」と呼ばれる筒状のパン。
美味しいけど、一度食べれば十分という感じです。
あとは、ほとんどケバブを食べたり、パスタを茹でて缶詰をかけたりで、節約をしていました。参考にならずすみません。
チェコの治安は?
2都市しか訪れておりませんが、その中で治安の悪さ、雰囲気の悪さを感じる事はありませんでした。
首都のプラハでは、夜な夜なかなり出歩いたりしましたが、なんの問題もありません。
犯罪の悪い雰囲気も一切感じる事はありませんでした。
しかしながら私は、[お酒を飲まない]≒[酒場へ行かない]≒[盛り場へ行かない]≒[人付き合いが悪い] が故に、何事も無かったのかもしれません。
お酒好きの皆さまは、お気を付け下さいませ。
チェコの物価は?
チェコの物価はヨーロッパの中(ドイツやフランスに比べ)では割と安いですが、貧乏バックパッカーにとっては高くなってきました。
・コーヒー—-¥101(18.9コロナ)
・サンドイッチ—–¥294(55コルナ)
・ホットドッグ—–¥320〜¥430(60〜80コロナ)
・プラハ展望台—--¥640(120コロナ)
・宿代一泊平均—–¥1,400(261コロナ)
・プラハ→ミュンヘン(ドイツ)バス—-¥4,012(750コロナ)
* 1コロナ≒5.35円換算(2014年12月時点のレート)
チェコ7日間の費用
チェコ滞在7日間の費用です。
チェコは沢山移動したので、その分移動費がかさんでいますが、食費はレストランには入らず、出店のホットドッグや自炊をして切りつめました。
■宿代—-7195円(1345コロナ)1泊あたり1400円
■食費—-8061円(1506.9コロナ)一日1150円
■観光—-1267円(237コロナ)
■移動費—-8185円(1530コロナ)
■その他—-4274円(799コロナ)
■合計—–28,985円(一日平均 4,040円)
チェコの旅を振り返って
これまでの旅で通り過ぎた、東欧のブルガリア、ルーマニアやウクライナ、ポーランドは、面白味を感じる事が出来ず、退屈に日々を送っていました。
しかし、チェコのプラハ、チェスキークルモロフは、中世ヨーロッパの雰囲気を凝縮したような街並みが広がっていて、とても楽しく過ごす事が出来たのです。
長旅で飽き飽きした状態だったのに、こんな楽しく旅が出来て、なんとも嬉しい誤算でした。
クリスマスシーズンで、華やかな気分も手伝ってくれたのかもしれません。
次は、チェコの田舎方面をじっくり巡ってみたいとなと思える、素敵な国でした。
そんなチェコの旅でした。
おしまい。